幹事クリタのコーカイ日誌2013

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12月16日 ● プロの技術を支える練習量。

 12年モノのPCの不調にイライラばかりしていますが、それはそれとして週末は相変わらずのテニス三昧でした。土曜日サークルで4時間、日曜日は午前中にスクールで1時間半、午後から山本麻友美プロと2時間。日曜日は雪が降りそうな寒さでしたが、屋内だったので本当に救われました。あの寒さの中で屋外のテニスは苦行以外のなにものでもありません。

 山本プロとのテニスはもう3年半を過ぎました。恐らくこの間に200回くらいはテニスしていると思います。お陰で最近テニスの質がかなり向上してきました。事細かにレッスンを受けているわけではなく、いつもガシガシとゲームをしているだけですから「学ぶ」よりも「盗む」感じになりますが、よく観察して真似ているといつの間にか自分も似たようなことをしています。

 特にフォアハンドストロークは間の取り方、構え方、スイングなどを参考にして打っている間に、自分でも安定して良くなってきたと感じます。昨日もうまくできましたが、フォアのショートクロスをプロの真似をして打っているうちにゲームでも使えるようになってきました。これにロブを組み合わせるとコートを立体的に使えるのでかなり有効。この攻め方もプロの真似です。戦術とかポジション取りなども随分と勉強になっています。

 ただ真似したくてもできないこともたくさんあります。例えばドライブボレー。山本プロはフォアでもバックでも、ボールが高くても低くても速くても、ポジションもどこからでもドライブボレーで決めてきますが、僕が仮にやろうとしても大抵ミスショットになります。プロに話を聞いたら相当ハードな練習を現役時代にしたらしいですから、そりゃあ安易に盗めることではありません。何千本、何万本も打ってようやく身につくものです。

 結局「プロの技術」というものは、その陰にある練習量の多さによって裏付けられているのですから、簡単に真似できるものではないということです。いま僕が真似している技術だって、自分なりに30年以上テニスをしてきてある程度身についている技術をベースにして、ようやく形だけできるようになっただけ。それでもあくまで「真似事」に過ぎません。本物に比べたら精度も威力も全くレベルが違います。まあ逆にそうじゃなければプロとは呼べないですけどね。テニスに限らずどんな世界でも。



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