幹事クリタのコーカイ日誌2013

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11月25日 ● 優勝に準ずる成績。

 大相撲九州場所は日馬冨士が白鵬との横綱同士の相星対決を制して優勝を果たしました。ここのところずっと横綱らしくない成績に甘んじていた日馬富士が久しぶりに意地と存在感を見せました。今後の相撲界のためにも白鵬独走を止めた日馬富士は立派にその責務を果たしたと言えます。

 ただ今場所もっとも目立ったのはこの両横綱を破って13勝を上げた稀勢の里に他なりません。前半に2つも取りこぼして「またか」と思わせておいて、まさかの横綱戦での連続勝利には驚きました。さすがに地力では横綱級であることはもう疑いようがありません。理事長が「優勝に準ずる成績」だと認めたのも当然でしょう。

 これでまた初場所は「綱取り」になります。問題は稀勢の里が過去何回も「ここぞ」でやらかしてくれたことです。これだけ毎場所10勝以上の星をあげて実力的には横綱にひけを取らないということを示しているのですが、なにせ今場所のように取りこぼしが多すぎます。

 今度こそ期待したいというか、いい加減ちゃんとやれよと思いますが、ここでまたコケるのも「稀勢の里クオリティ」。最強力士に勝てるのにポカもやらかすのが彼らしいとも言えます。でもそろそろ日本人横綱も優勝も見たいですし、初場所は優勝してスッキリ昇進を決めて欲しいと願っています。初場所も13勝で準優勝なら昇進させるかどうか揉めるでしょうし。



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