幹事クリタのコーカイ日誌2013

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10月3日 ● 増税と節約。

 消費税を来春5%から8%に引き上げることを安倍首相が表明しました。まあ予定通りなので驚きはしません。景気の回復と財政再建はどちらも待ったなしであり、このタイミングで増税しなければ当分難しいだろうと思うのでやむなしでしょう。

 本来なら増税分を上回るくらいの賃上げがあれば言うことなしなのですが、実際に給料が上がるサラリーマンはほんの一握りだろうと思います。むしろ僕も含めて下がる人もたくさんいることでしょう。少なくとも中高年世代はこれ以上収入が増えるあてなどない人が多いでしょうから、増税されれば節約するしかないと思います。みんなが節約しちゃうと景気回復は遅れるかも知れませんが。

 先日洗濯機や電話機が壊れて買い替えたのも、消費税が上がる前で良かったと考えることにしています。クルマも今年の春に買い替えたし、テレビや冷蔵庫はしばらくまだ大丈夫でしょう。増税前に駆け込みで購入するような大型物件はありませんが、細かい支出も見直していかないとマズイかなとは思っています。

 生命保険は数年前から見直しを進めていて、もう死亡保障はかなり小さくしてしまいました。いま大きな支出は通信費とクルマの維持費ですが、これは現代人の生活において「インフラ」にあたるものなので、なかなか大きくカットすることができません。もちろん、本当に生活が苦しくなったらバッサリいくしかないのですが、その時はいろいろ不便さを引き受けなければならないので、まだそこまでの覚悟はできていません。

 僕の習い事(テニス、サックス、ピアノ)は、本来なら真っ先に削られる費目でしょうが、人生から趣味を取り除いたら何を楽しみに生きているのかわからないので、これもなるべく維持したい項目です。それにこれらは健康維持に必要なものなので、将来的な医療費負担を減らす効果があると考えています。

 その観点から言えば、酒と美食をやめるというのは効果的かも知れません。ダイエットして病気になりにくい体を作れます。ただし酒と美食はストレスの解放と友人関係の維持に役立つので、やはり最低限は必要です。なかなか削れるところが見つかりません。

 一見無駄に見えることでも無駄ではないですし、さらに言えば無駄な部分にこそ人生の真実があるという見方さえできますし。と言うか、そんなことばかり言って本当に節約する気があるのかという話ですが。こうなったら解決方法は宝くじが大当たりするくらいしか思いつかないです。6億とは言いません。1億あれば残りの人生楽勝なんですけどね。



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