幹事クリタのコーカイ日誌2013

[ 前日翌日最新今月 ]


 
10月1日 ● 遠藤に期待の大相撲。

 大相撲秋場所は白鵬の4連覇で終わりました。最初から最後まで白鵬がリードしてそのまま逃げ切った、というか、周りが勝手にこけて自滅していきました。白鵬もかつての強さはないのですが、それでも余裕で優勝できるくらいに他の力士との差が開いているということでしょう。

 本来なら対抗馬となるべき日馬富士は故障の影響もあるのか、相変わらず平幕に金星を供給し続けていますし、次の横綱を熱望されている稀勢の里は肝心のところで負ける勝負弱さが健在。鶴竜と琴奨菊は勝ち越しが目標かと思うようなのんびりした土俵っぷり。琴欧州は引退?あ、それは把瑠都か。

 と言うことで、今場所目立ったのは関脇豪栄道と新入幕の遠藤です。豪栄道は白鵬に唯一の土をつけるなど大活躍。大関昇進への足がかりを作りました。ただ大関にはなっても横綱として白鵬の行く手を止めるほどの力士に成長するかというと、そこまでの可能性はあまり期待できそうにありません。

 遠藤は入門3場所で新入幕というまさに期待の大型ルーキー。今場所は9勝を上げながら途中休場してしまいましたが、大物ぶりは遺憾なく発揮していました。なにより若さがあって相撲っぷりと面構えが良いので、このままグングンと伸びていって欲しいと思います。

 大相撲の人気復活は遠藤の双肩にかかっていると言っても過言ではないほど、今は全体に停滞感と閉塞感が漂っています。遠藤が1年後には大関、2年後には横綱になっていれば相撲人気も盛り上がりますけどね。しこ名も良い名前をぜひ早くつけて欲しいものです。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」