幹事クリタのコーカイ日誌2013

[ 前日翌日最新今月 ]


 
9月22日 ● 来季の中日の新監督。

 今季の中日ドラゴンズはほぼ終了です。CS進出は絶望的。あれだけ故障者が続出しては誰が監督をしてもダメだったろうと思いますが、いずれにせよ高木守道監督の退任は決定的なので、残る期待は来季の新監督を早く決めていかに巻き返すかです。大物ルーキーの獲得と外国人を含む大胆な補強を断行して、新しいドラゴンズの姿を早く見せて欲しいと思っています。

 ところが肝心の新監督がさっぱり決まりません。中日の監督人事は白井オーナーの一存で決まるそうですが、そのオーナーが「まだ」だと言っているので、来季の構想がすっかり停滞しているらしいです。確かに新監督が決まらなければドラフトの戦略も選手の補強もできません。ベテランを来季構想から外すのか残すのか、外国人選手はどういう方針で獲得するのか、コーチはどうするのか、全ては要の監督次第です。

 新しい監督候補には立浪和義、井上一樹、牛島和彦らの名前が挙がっているようです。立浪は人気があるのが何より球団には魅力でしょう。あれだけ監督として手腕を発揮した落合を客を呼べないからと切ったくらいですから、立浪の人気に頼りたい気持ちはわかります。ただ指導者としての経験はありません。さらに昔から黒い噂が絶えずコンプライアンス的に大丈夫かというところがネックになるでしょう。

 井上はその点、指導者として帝王教育を受けてきています。しっかりとコーチとしての経験を積ませているし、若い選手からの人望も厚いようです。問題は人気と知名度が低いことと、まだ年齢が若いこと。立浪も44才と若いですが、井上はさらに年下の42才。立浪のようなスター選手でもなかっただけに、ベテランの多い中日で指導力を本当に発揮できるのか心配ではあります。

 牛島は昔から理論派で定評があり、横浜の監督も経験しているので安定感があります。年齢も52才と山本昌よりも年上ですからベテラン勢にも気を遣う必要もありません。投手に関する目は確かです。打撃のことは不安ですが、良い打撃コーチをつければ大丈夫でしょう。この3人の中では一番欠点が少ないと思います。ただし客を呼べるかと言うと、そこはあまり期待できないかも。中日以外のユニフォームを着た経験があるのは指導者としてはプラスですが、人気面ではマイナスになるかも知れません。

 もしかしたら、もっと驚きのサプライズ人事があるのかも。それならそれで楽しいですが、とにかく早く決めて来季構想を進めて欲しいです。今季のことは忘れましたから。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」