昨日の「ジェネレーション天国」がお風呂特集でした。バナナ世代のお風呂ライフは体験していなくても良くわかりました。僕はさすがに薪で焚くお風呂には入っていませんでしたが、近所の古い家ではまだ薪のお風呂も残っていたし、内風呂がなくて銭湯に行っている家庭も普通にありました。うちの風呂のガス釜も時々壊れたので銭湯に行ってましたし、「もらい湯」というのもありました。

　マンゴー世代の温泉入浴剤も泡風呂も懐かしいです。すでに結婚していましたが、当時はそういう流行りものに飛びついてやっていました。家のお風呂が体をキレイにするところから楽しむところに変化していったのを、まさに肌で感じていました。

　今の我が家の浴室にはミストサウナもお風呂テレビも付いていて、バスタブは広いし本当に快適です。かつては温泉地に行って広い湯船でゆったりと足を伸ばしてお風呂に入るのが最高の贅沢でしたが、今のマンションに引っ越してからはわざわざ温泉に行かなくてもかなり毎日快適なお風呂環境があります。

　この４０年くらいの間の家庭風呂の変容の激しさには本当に驚きます。そもそも栓をひねればいつでもお湯が出てシャワーを浴びられるというだけでも夢のようです。昔は真夏に運動をして汗をかいてもそのままタオルで体を拭くだけでしたからね。頭だって毎日洗うものではなかったし。

　つくづく今は２１世紀なんだ、「未来」なんだ、と改めて痛感したお風呂特集でした。