幹事クリタのコーカイ日誌2013

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5月29日 ● ネタがかぶった時。

 ブログを長年書いていると「ネタかぶり」ということが起きます。自分の書いた話題が、他のブログやメディアの記事などと似てしまう状況です。身辺雑記を書いている時はまずありませんが、時事ネタとかスポーツネタ、芸能ネタなどを書くと結構頻繁にネタはかぶります。ドラマの感想なんてかぶりまくりです。

 もちろん同じ題材を扱っても全く違う視点、主張、感想、オチなどが書いてあれば良いのですが、だいたい誰しも同じように感じることを書いているのですから似たような話になることも多いです。先に自分が書いたから良いだろうと思っても、読者がどちらを先に読むかはわかりませんし、より読者数の多い「メジャー」なブログには負けます。時にはこちらがパクったと思われることもあるでしょう。マイナーの悲哀です。

 さすがに僕も17年もこの「コーカイ日誌」を書き続けていますから、今さらパクリ疑惑をかけられても自分に恥じるところがなければ動じません。偶然似てしまったものは仕方ないし、ごくたまには「パクられた?」と思うこともありますが、コピペでもない限りは確証はないので気にしないことにしています。

 と言うことで、実は昨日「テニス日誌」の方に書いた話が、一週間ほど前に発売されたばかりの某テニス雑誌の記事に似ていることに気付きました。もちろん雑誌の記事は知らずに書いたし、ネタとしてはかなり前から温めていたネタなのですが、タイミング的には雑誌の方が早いし、なにより雑誌ですから向こうの方が比べモノにならないほどメジャーです。テーマも一緒だし方向性も同じ。これが橋下発言についてだとか、矢口真理の不倫についてだったら同じような意見を書いてもパクリとは言われないでしょうが、ネタがかなり間口が狭いことなので、それが重なったことに自分でも驚いています。

 パクリ疑惑が生じる前に削除するか大幅に訂正するか迷いましたが、せっかく書いたのに削除するのも悔しいので、結局若干の訂正をしたくらいで、基本的にはそのままにしておくことにしました。なにせ僕にしたらよくぞそこに目をつけたと、自分と同じネタを書いた雑誌の編集者を誉めたいくらいですから。

 雑誌の読者は数千人、僕のテニスブログの読者は100人くらいかな?両方読む人はきっと10人いるかいないかでしょう。その10人は多分このブログも読んでいると思うので、ここで事情をこうして書いておけば了解していただけるのではないかと勝手に思っています。

 いやしかし、ネタというのは思いついた時に書いて出しておいた方が良いですね。ためておいて特になにもない時に出そうとしたせいで、余計な気を回さなければならなくなりました。



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