幹事クリタのコーカイ日誌2013

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3月24日 ● 話題は白鵬の記録だけ。

 大相撲春場所は白鵬が独走。13日目で優勝を決めてしまいました。昔から「荒れる春場所」と言われますが、荒れたのは白鵬以外の横綱大関陣だけで、白鵬は全く危なげなく盤石。優勝争いという意味では序盤で興味のもてなくなってしまった寂しい場所でした。

 こうなってくると、興味はまたぞろ白鵬がどれだけ記録を作るかということになってしまいます。まず優勝回数では北の湖に並ぶ歴代4位の24回となりました。今後25回の朝青龍、31回の千代の富士、そして32回の大鵬の記録に挑むことになるわけですが、いまの白鵬と他の力士との実力差を考えると「大鵬超え」もまだ十分ありえます。怖いのは28歳という年齢からくる故障だけかも知れません。年3回優勝×3年で達成ですからギリギリになりそうです。

 また千秋楽で日馬富士に勝って全勝優勝となると、これが歴代最多の9回目。今は8回で双葉山、大鵬と並んでいるわけですが、こちらは過去の大横綱を超えることになります。逆に今場所5敗と不調の日馬富士にはここで白鵬を止めて東横綱の意地を見せて欲しいところですが、どうも白鵬の力が上回りそうです。

 それにしても残念なのは白鵬を全く止められない他の力士たち。日馬富士の軽量横綱にありがちな波の激しさは致し方ないとも思いますが、それにしても弱い時は大関時代に戻ったかのようなダメさ加減。また大関昇進までは力を見せていた大関陣も相変わらずパッとしません。期待の若手も登場しないし、人気力士は引退していくし、これでは相撲ファンが離れていくばかりです。

 かく言う僕も今場所は1日もまともに相撲中継をライブで見ていません。それくらい興味が沸かない場所でした。



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