幹事クリタのコーカイ日誌2013

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1月30日 ● プチ同窓会とSNS。

 昨日、高校時代の親友である某新聞社勤務のM田が出張で名古屋に立ち寄るということで、じゃあ新幹線に乗るまでの時間に軽く会おうかということになりました。2人で会っても良いけど、どうせなら暇そうな奴に声をかけようと、自営業のT長と開業医のアマゾン(渾名)も呼んでプチ同窓会。M田とT長に会うのは3年くらい前の大同窓会以来。アマゾンと会うのも1年ぶりくらいになりますが、高校時代の友人というのは久しぶりでもあまり久しぶり感がないのが良いところです。

 こういう時の話はどうでも良いようなとりとめもない話題ばかりなのですが、高校時代の友人の消息がやはり主になります。なにせ五十路は同窓会世代。会社勤めも先が見えてきて、学生時代の友達と会うのが楽しくなる年頃だそうです。実際、同窓会も回数が増えつつあるみたいです。

 それと最近はfacebookがあるので、友達になっていれば消息を知ることができるのも便利。ただ我々の世代ではまだまだSNSに抵抗感がある人間が多いのも現状です。僕とアマゾンはfacebookの友達ですが、M田とT長は全然やる気がないみたいで、まあ2人に1人というのは、比率的にはそんなものかなと思いました。

 さすがにメールアドレスを持っていないという同世代はほぼ皆無だと思いますが、スマホを使えないという人間は多いし、ましてSNSなんてと思うようです。書いたり読んだりで時間かかりそうだからそんな暇はないし、そもそもTwitterは炎上するとか聞いているから怖そう、LINEの名前は知っていても若い子のやるものだからと思っていて、facebookは少し興味はあるけど実名って大丈夫なの?というのが平均的なところでしょうか。

 以前は僕もSNSの伝道師たらんと同世代にいろいろ呼びかけて仲間に引きずり込もうとしたこともありましたが、あの頃はまだネット世界は今よりずっと牧歌的な時代で、今ほど荒れてなかったから良かったのです。今は簡単に炎上するし、個人情報もすぐに検索されて晒されるし、ぼんやりしているとウィルスに感染したりするし、あまりリテラシーの低い人間が関わるのは危険なので、むしろ止めるくらいになってしまいました。

 もちろんみんながSNSで繋がっていると、幹事の立場としてはとても便利ではあるのですが、利便性だけで友人を危うい目に遭わせるわけにはいきません。今回M田との連絡も全て直電でした。久しぶりに電話で全ての段取りをつけたら実に新鮮に感じました。昔は電話が当たり前の連絡ツールだったのに、今はメールすら面倒でLINEで連絡したりしてしまいます。本当に変われば変わったものです。



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