幹事クリタのコーカイ日誌2013

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1月11日 ● 「カムバック・テニス」キャンペーン。

 最近うちのテニスサークルの悩みは参加者の減少です。特にこの3〜4年は古いメンバーはやめていくし、参加率も落ちてきているし、かといってやる気満々の新人メンバーもなかなか入ってこないしで、ずっと減り続けています。毎週3面コートを確保していても、2面あれば十分ということが続いています。

 そもそも日本のテニス人口自体が減少を続けているようで、こちらのサイトによれば1993年に約1400万人だった日本のテニス人口は今や約700万人。20年の間に半減してしまいました。しかもこの統計にはありませんが、テニスをしなくなったのは恐らく若い世代だと思うので、現在コアとなっている中高年世代が元気なうちはともかく、あと20年もしたらテニス人口はさらに激減している可能性が大です。

 若者の「○○離れ」は今や手垢がつきすぎた感があって言うのもウンザリですが、やはりテニスも「お金がかかる」「面倒くさい」という理由で敬遠されているのでしょうか。ジュニアや部活でテニスをしている競技系の若いプレーヤーはいても、昔のように遊びでテニスをするというタイプがいないので、なかなか裾野が広がりません。

 ただテニス人口が減り続ければ、テニスで食っている人たちが食えなくなります。テニスクラブ、テニススクール、テニスショップ、テニスグッズメーカー、テニス雑誌などが立ち行かなくなれば、それは我々愛好家にも大きな影響が及びます。テニスする場所もテニスグッズもなくなってしまいます。すでにテニスウエアは店頭から姿を消しつつあります。まだ余力がある今のうちに減少傾向を食い止めることを考えないとヤバイと思います。

 ひとつ思いついたのは、かつて何回もあったテニスブームの時に、ブームに乗ってテニスラケットを買ってテニスを始めたような「潜在的テニス愛好者」をコートに呼び戻すことです。きっと多くの家庭に埃をかぶったテニスラケットが転がっているはず。そういう人たちに「カムバック・テニス」キャンペーンを仕掛けてはどうでしょう?20代から50代までのかつてのテニス好きがまたコートに戻ってきてくれたら随分と賑わいを取り戻すと思うのですが。

 WOWOWあたりがテニス協会と組んで積極的にやってくれないかなぁ。なんならアイデアいろいろ出すからキャンペーンもやらせて欲しいくらいです。



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