幹事クリタのコーカイ日誌2013

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1月9日 ● うまい下手の相関性について。

 よく「クルマの運転が下手な男は、セックスも下手」だと言われます。この場合のクルマの運転の巧拙というのは、F1ドライバーやスタントマンのようにテクニカルにクルマを操れるという意味ではなく、公道上を同乗者を不安にさせないようにスムーズかつ安全に運転できるということ。そのためには周りを注意深く観察し、先を予測しながら運転すること、またちょっとしたことで逆上したりせず常に冷静沈着でいられることが必要で、こうした観察力や予測力、精神的安定感という能力が恐らくセックスの時にも生かされるということでしょう。

 本当にこの説が当たっているかどうかは、それなりの数の男性と付き合ってきた女性に聞くしかありませんが、僕の過去の聞き取り調査によると結構信憑性があると思われます。で、共通した資質が必要な行動の巧拙には強い相関性があるという前提に立って考えた時、最近思ったのは「服のセンスの悪い人間は、会話のセンスもない」ということ。

 この場合の服のセンスというのも、運転におけるF1ドライバー的な、高度で専門的なオシャレを意味していません。そうではなくて、TPOに合わせて浮かない服装、それでいて周りに好感を持たれるようなさりげない主張ができるファッションをチョイスできるセンスのことです。だからドルガバやアルマーニやコムデギャルソンである必要もなく、コーディネイトさえきちんとできていれいばユニクロでも構いません。

 このためには周囲と自分のポジショニングや距離感をきちんと把握し、調和を考えながら自分の主張をすることができるセンスが必要で、「俺が俺が」的な極端な自己主張や悪目立ちはマイナスだし、もちろんただ黙って目立たないままでもいけません。まさに社交的な会話能力と服のチョイスは同じセンスが求められるのです。

 そう思って最近周りを観察していると、なかなか当たっているんじゃないかという事例が数多く見受けられました。見た目が「あれれ」な服装の人は、話してもやっぱり「あれれ」なのです。ただもちろん何事にも例外はあって、僕の仕事関係に多いアート系の人は、口下手で何を言っているのかわからない割に、妙にファッションだけはこだわっているので、彼らは職業柄やはりちょっと例外だなぁと思っています。多分タクシーやバスの運転手も、公道での運転が上手ですが、必ずしもセックスが上手だとは限りません。タクシー運転手みんな超絶テクニシャンだったら驚きますけど。

 見た目お洒落さんで、クルマの運転が巧い男性は、付き合ってみたら会話もセックスも上手。そりゃモテるに決まっています。逆に見た目がダサダサ、運転は下手で怖い。まあ先のことは確かめるまでもなくゴメンナサイされてしまいそうです。よほど金持ってない限り。



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