今春大学に入った娘。サークルとバイトに明け暮れるのかと思いきや、サークルはともかくバイトにちっとも行きません。息子は入学早々からバイトしていたのに、娘は春が過ぎて夏が過ぎて秋が過ぎても相変わらず親に小遣いをもらっています。本来なら大学生になったら小遣いはなし、携帯電話代も自分で払うという約束になっていたのに、稼いでいないものだから結局親持ち。早くバイトを始めろと家族全員でせっついていました。

　バイトに行かない理由はいろいろで、最初は授業の様子がわかるまでは、次はサークルが決まったら、そしてゆずのコンサートが終わったら、サークルの合宿が終わってから、試験が終わってから、後期の授業が決まったら、などと理由をつけているうちに秋が終わってしまったのです。

　途中で３回くらいバイトの面接には行っているのですが、勤務時間は夕方５時以降、木曜金曜日曜は入れないなどと、いろいろ勝手な注文をつけているものですからちっとも採用してもらえません。しかも飲食はイヤ、雑貨やアクセサリーなどのショップが良い、時給は850円以上、家と大学の中間（と言っても家から大学まで徒歩１５分です）にあることなどなど、贅沢なことばかり言っていました。

　それでもさすがに１２月になって、いつまでも小遣いをせびっているだけでは立ちいかなくなってきたようで、ようやくバイトを本気で探し始めました。そして決まったのがイオンに入っている紳士服専門店。なんでもアルバイトやパートが立て続けにやめてしまい、店には正社員含めて４人しかいないため、猫の手も借りたかったようです。

　早速昨日初出勤。店長に店の経営方針とレジの初歩と服の畳み方を教えてもらったそうです。年末年始は忙しいので、早くも３０日から４日まで６連勤が決まったとか。あと３週間後では、まだ戦力になっているかどうかも怪しいのに、よほど人手不足なんでしょう。まあ何にせよ働くことは良いことですから、途中で音を上げないで頑張ってほしいです。早く携帯代も払ってもらいたいし。