幹事クリタのコーカイ日誌2012

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11月25日 ● 1年振りのクルム伊達。

 16年前に始まったこの「コーカイ日誌」の最初の話題が伊達公子の引退でした。そのせいか、復帰後の伊達が何かをやるたびについつい取り上げてしまいます。

 今年も豊田で「ダンロップワールドチャレンジ」というテニス大会が開催されています。ツアーの下部大会ですが、日本で行われる女子の大会としては東レPPO、HPオープンの両ツアー大会に次ぐグレード。それだけに来年に向けてポイントを稼ぎたい選手が日本だけではなく世界から集まります。伊達も一昨年こそランキングを上げていたので来ませんでしたが、2009年には優勝、昨年も準優勝とこの大会でいつもポイントを稼いで全豪へつなげています。

 昨日はシングルス準決勝。伊達は順調に勝ち上がってドイツのマリーと対戦しました。1年振りに伊達を見ましたが、ランキングを120位まで下げているとは思えないほどのしっかりしたテニス。相変わらずベースラインから下がらずにライジングで打っていきます。速い展開にマリーが全くついていけません。6-3、6-2のストレートで伊達が勝って決勝進出を決めました。

 もうひとつの準決勝で昨年伊達を破って優勝したタナスガーンが負けたので、苦手と対戦せずに済んだ伊達としては優勝のチャンスが広がりました。すでに現役ながらレジェンドとなっている伊達も今年はずっと苦戦が続いていただけに去就が注目されていますが、昨日のテニスを見ていたらまだまだいけます。ここで優勝して弾みをつけて、来年また新たな伝説を作ってくれることを期待します。



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