幹事クリタのコーカイ日誌2012

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9月22日 ● これでもCSは必要なのか。

 巨人が3年振りのリーグ優勝を決めました。今年の巨人は強かったです。投打ともにリーグ随一の質量を誇り、目立った故障者もいなかったのですからブッチ切りの優勝も当然と言えば当然。対戦成績を見ても辛うじて中日だけが互角の戦いをしていますが、他球団は全部コテンパンです。

 特に巨人優勝を裏から支えたのがヤクルトです。中日に勝ち越しながら巨人にはしっかりと勝ち星を献上して、相変わらず見事なアシストぶりです。まあ広島ファンから見れば逆に中日がもう少しヤクルトに勝ってくれてさえいればCSにいけたのに、ということになるんでしょうけど。

 そのCSですが、今年のセ・リーグはもう巨人がこのまま日本シリーズに進めば良いんじゃないのと、中日ファンながら思ってしまいます。現時点で2位に11ゲーム、3位に21ゲームも差をつけているんですから、これで中日や、ましてやヤクルトがセ・リーグ代表になるのはおかしいでしょう。

 中日はエースの吉見が戦線離脱してしまったので、巨人はおろかヤクルトにもCSで勝てる気がしません。仮にホームの利を生かして何とかヤクルトを振り切っても、東京ドームで巨人にボコボコにやられるんじゃ見ている方も切ないです。単なる噛ませ犬ですから。

 何度も書いていますが、こういう矛盾を含んでいるCSは早く廃止した方が良いと思います。これも以前に書きましたが、どうしても興行的にポストシーズンのゲームを増やしたいなら、12球団を4チームずつ3地区に分けて各地区優勝チームと一番勝率が良い2位チームの4チームでポストシーズンを戦えば良いのです。

 ま、今の球界がセパの2リーグ制を廃止するなんて抜本的な改革はとてもやらないでしょうけどね。でも本当に間違ってヤクルトが巨人に勝ってしまったら大事件というか、何のためのペナントレースだったのかとなりますから、今年あたりひとつ間違ってみるのも面白いかも。



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