幹事クリタのコーカイ日誌2012

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6月1日 ● 最近のクイズ番組は易しすぎる。

 子どもの頃からのクイズ好きなので、未だにテレビのバラエティ番組というとクイズバラエティを中心に見ています。『ネプリーグ』『Qさま』『DERO』『ミラクルナイン』などの芸能人がクイズに挑む番組と、視聴者参加の『アタック25』。出ているタレントやMCが好きかどうかとか、企画がマンネリかどうかということはあまり気にしていません。それよりも大事なのは出題されるクイズがきちんとしていて、ある程度のレベルを保っているかどうかです。クイズをやりたくて見ているのだから、あまりタレント同士のやり取りで笑いを取ったりとか興味がありません。むしろ邪魔。末期の『ヘキサゴン』がつまらなかったのは、ちゃんとクイズをやらなかったからです。少なくとも僕にとってはそうでした。

 上記の番組で一番クイズ番組らしいのはもちろん『アタック25』なんですが、最近この番組の不満は問題が易しすぎること。恐らくクイズマニアだけではなく幅広いターゲットを狙っているからなんでしょうが、問題の質も解答者の質も(ついでにMCの質も)昔よりも随分と下がってしまいました。見ていてもわからない問題がほとんどありません。問題が平易なのにそれに答えられない解答者が多くて、見ていてイライラしてしまいます。

 芸能人がクイズに答える番組では『Qさま』が一番レベルが高くて好きだったのですが、この番組でも最近は問題の平易化が進行している気がします。歯ごたえが昔より随分となくなりました。『ネプリーグ』も同様ですが、こちらはさらに王道のクイズ問題が減って企画ものが多くなってきたので余計に見ていても刺激を受けません。「知らなかった」もしくは「覚えたはずだけど出てこない」というレベルの問題が本当に少なくなりました。

 また、どのクイズバラエティにも似たようなクイズタレントが出ているのですが、彼らはあれだけクイズをやっているにも関わらずあまり賢くなったようにも感じられないのも不思議です。面白くないので決して好きなタレントではないですが、ロザン宇治原と本村健太郎は少なくとも真剣にクイズに向き合っている感じがして、それだけは認めたいと思います。それ以外の多くのクイズタレントは、クイズで飯を食っているんだから、もうちょっと勉強したらどうでしょう?

 以上、クイズ好きのかなり偏った意見でした。



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