幹事クリタのコーカイ日誌2012

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5月29日 ● 全仏オープン開幕。

 日曜日から全仏オープンテニスが始まっています。日本期待の錦織圭は故障のため欠場ですが、添田豪、伊藤竜馬、クルム伊達公子、森田あゆみの4人が出場しています。1人でも上位に進出してほしいところですが、少々ドローが厳しいようで難しいかも知れません。添田は1回戦ツルスノフ、伊藤は何と4強の1人マレー、伊達は一昨年優勝、昨年準優勝と全仏に強いスキアポーネ、森田は1回戦こそエルコグですが2回戦でシャラポワ。みんな頑張れぇと言うしかありませんが、全仏で上位進出してロンドン五輪に出場できるポイントを稼ぎたかった面々だけに厳しいドローにがっかりしていることでしょう.

 さて、優勝争いですが、女子は相変わらず混戦ながらも世代交代も着実に進んできたので、アザレンカ、クビトバ、ラドワンスカら新世代に対してセレナ・ウィリアムズ、ストーサー、リーナら旧世代がどこまで立ち向かえるかということになりそうです。特にセレナが若手の壁になって立ち向かってくれると盛り上がる気がします。

 男子は相変わらず4強が有力で、その中でもジョコビッチとナダルが抜けていると思います。それにフェデラーが続き、少し差がついてマレー、そして肉薄する位置にフェレール、さらにツォンガ、ベルディフ、デルポトロといったところでしょうか。ドローを見るとナダルが恵まれました。準決勝のマレー戦までは楽勝というか、マレーもそれほど怖くないでしょうから決勝だけが勝負というドローです。

 ジョコビッチの山は結構厳しい相手が揃っています。4回戦ベルダスコ、準々決勝ではツォンガ、準決勝でフェデラーですから、ナダルとの決勝までにかなり疲れそう。というか、決勝以前に敗退することも考えられます。フェデラーは準々決勝でベルディフとデルポトロの勝者と対戦します。ここをうまく勝ち抜いてジョコビッチとの準決勝に勢いをつけたいところでしょう。マレーはフェレールとの準々決勝が大きな山になります。クレーではマレーよりもフェレールの方が実績があります。

 優勝はナダルが本命で間違いないでしょう。ジョコビッチとフェデラーの準決勝がどうなるかわかりませんが、仮にフェデラーが勝てば決勝はナダルの楽勝、ジョコビッチが勝ち上がってきてもナダルが競り勝つという気がします。ジョコビッチとナダルはもし決勝で当たれば4大大会で4回連続で決勝対決ということになります。すごいです。



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