幹事クリタのコーカイ日誌2012

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4月16日 ● 簡単なボールを簡単に決める難しさ。

 昨日また山本麻友美プロと練習会をしました。こちらは僕を含めて中年男性4人。いつものテニスバカなオヤジたちです。みんな山本プロとの練習会はレギュラーメンバーなので随分と慣れてきていて、ゲームをしていても臆することなく立ち向かっていきます。ポイントを取れることもあるし、見た目にはちゃんと試合になっているんですが、やはり内容が違うというか、プレーの質に大きな差があるなぁと改めて感じてしまいました。

 もちろんボールの威力とか反応の速さや予測なども違うのですが、やはり何と言っても集中力が高まった時のプレーの精度の高さが段違いです。アマチュアとプロの差は「ここぞ」での強さの差。我々アマチュアは大事なところで緊張してしばしばミスをします。リラックスした状態ならできることでも、プレッシャーのかかる場面では全然できなくなってしまって、メンタルの弱さを露呈します。プロは全く違います。簡単に決められるボールは本当に簡単に決めます。追い込まれた時に放つスーパーショットも驚きですが、それは真似できなくても、簡単なチャンスボールを簡単に決めることくらいはできて良さそうなのに、これが意外と難しいのです。

 修羅場をくぐり抜けてきた数の差もありますが、そもそも練習量の圧倒的な差があって、それがいざという時に自信の差になって結果を左右しているのではないかと思います。我々はどんなショットであれ、どこかで「ミスしたらどうしよう」と心の片隅に不安を常駐させています。良いイメージよりも悪いイメージを持ってしまいがちなのだから、実際にミスを繰り返すのです。

 とは言え、今さら練習を死ぬほどできるわけでもないですし、できることと言えばせいぜい良いイメージを持ち続けることくらい。後は座禅でも組んだ方が良いかも。



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