幹事クリタのコーカイ日誌2012

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3月18日 ● プロにフォームが似てきたらしい。

 昨日テニスをしていて、古いサークル仲間から「フォアハンドが山本麻友美プロのフォームに似てきた」と言われました。長年一緒にテニスをしている人間から見てそう思うのなら、多分ちょっと似てきているのでしょう。恐らく山本プロが聞いたら「まだまだ」だと言われてしまうことでしょうが、自分としては丸2年一緒にテニスをしてきて、あんなフォアハンドが打てたらさぞかし気持ち良いだろうなぁ、と思っていましたから、影響を多分に受けていることは間違いありません。

 山本プロのフォアハンドは本人も得意ショットだと思っているだけに、本当に威力があり精度も高いのですが、それだけではなく、惚れ惚れするほどフォームがキレイなのが特徴です。プロの選手と言えどもみんな個性がありますから、結構癖のあるフォームで打つ選手はたくさんいます。例えばクルム伊達公子は、世界でただ一人の個性的なフォームで打っています。もちろん癖があっても理に適っていれば良いのであって、大事なことは打つボールの質なんですが、やはりアマチュアとしては美しいフォーム、上手に見えるフォームに憧れます。その点、山本プロは我々にとって良いお手本になります。

 彼女のフォームを見ていて「これだ」と思って取り入れたのは、まず素早くコンパクトにテイクバックすること。それも腕でラケットだけを引くのではなく、左手をラケットのスロート部分に添えたまま体を捻る動き。これをすることでより早い準備ができます。また左手を添えることで十分に体を捻ることができ、またラケットを立てたままでテイクバックするので、そこから左手を突き出してラケットダウンをしてスピンをかけるのも自然にできます。まあ、このあたりのことはテニスをしない人にはサッパリわからないでしょうが、左手の使い方がとにかく上手なのです。

 また山本プロのフォームを見て真似ているのが、十分に軸足を曲げてタメを作っていること。膝が伸びた「ひざ神」状態では飛んでくるボールに微調節ができないし、手打ちになってボールに威力も伝えられません。しっかり股関節を捻りこんでタメを作ったところから、捻り戻しの動きを下から上に伝えていくことで、力まずに、かつ速くラケットを振り出すことができます。これもまたテニスをしない人はもちろん、していても理解できない人はたくさんいることでしょう。また僕のように頭では理解していても実際になかなかできない人間もたくさんいます。だからこそ山本プロのようなお手本が繰り返し正しい打ち方を見せてくれることで、ようやく少しずつ真似できるようになるのです。

 今はまだプロの打ち方を真似ながら試行錯誤しているところなので、なかなか自信を持ってフォアハンドストロークを打っているわけではありませんが、真似を続けることで徐々に体に染み付いてくるはず。継続あるのみです。



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