最近テニスとサックスと旅行の話ばかり書いていますが、今日はサックスの話です。この半月ばかりずっと考えていた次回のサックスの発表会の曲を昨日先生と話し合って決めました。山口百恵の名曲『いい日旅立ち』です。最終的に候補に残った『真夏の果実』『やさしさに包まれたなら』『いい日旅立ち』を先生が実際に吹いてくれて、それを聞いて決めました。女性歌手の曲の方が音域が高いアルトサックスにはしっくりくるし、何より中学生の頃からの百恵ファンとしては、早いうちに一曲やっておきたいという思いが強かったからです。

　この曲はそれほど難しい曲ではありません。音域も今まで吹いてきた曲と同じくらいですし、リズムも難しくありません。単に吹くだけなら何とかなりそうなんですが、それだけに今回の課題はいかに豊かな音で吹くかということに尽きます。

　サックスは音を出すだけなら管楽器の中でも簡単な楽器だそうです。問題はその先。いかに良い音、豊かな音、心地よい音を出すか、これが難しいのです。僕のレベルではこれまでは何とか間違いなく吹くことが最優先というか、それだけしかできなかったのですが、これからは豊かで表情のある音を出すことに挑戦していきたいと考えています。曲自体はさほど難しくはない『いい日旅立ち』は、指使いに四苦八苦する必要がないだけに、課題に挑む第一歩としては相応しい曲なんだろうと思います。

　これから３ヶ月練習して、６月にどこまでこの課題に近づくことができるかどうかわかりませんが、次回発表会ではサックスを始めて丸３年になります。ある程度はそれなりの演奏ができたら良いなと願っています。