幹事クリタのコーカイ日誌2012

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2月6日 ● 読書芸人を見て。

 先日の「アメトーク」が「読書芸人」というテーマでした。ピースの又吉を始め、オードリーの若林やオアシズの光浦などの読書好き芸人が集まって「読書あるある」などのトークをしましたが、同じ本好きとしては共感できることも多い内容でした。

 「人気のある本は恥ずかしい」とか「映画化決定の帯はイヤ」というような話はよくわかります。僕も東野圭吾は好きですが、彼の本をブックカバーもせずに人前で読むのは恥ずかしいです。昔なら赤川次郎もそうでした。司馬遼太郎は微妙です。自分が読んでから映画化されると「ミーハーみたい」と思う気持ちもわかります。まして映画化決定されてから買うのは本当に勇気が要ります。このあたりの読書好きの複雑な心理は、同好の士でないと分かり合えないでしょう。

 又吉は2000冊は読んだとか。僕は一体どれだけの本を読んだのでしょう?高校生の頃は年間100冊とか目標を立てて読んでいた時期もありましたが、若い頃の平均は年間50冊くらいでしょう。ファミコンを購入以降ゲームにはまってからはペースが徐々に落ちて年間20冊、最近は年を取ってきたのでゲームの時間は大幅に減りましたが、だからと言って読書時間も増えず、ネットに向かっている時間が多くなるばかりです。そう考えると40年以上も読書してきて50冊×20年、100冊×3年、20冊×20年でようやく1700冊程度だと思うので、僕よりずっと若い又吉に到底かないません。もちろんマンガを加えれば一気に大逆転間違いなしですけど、本好きはマンガは読書に入れないでしょうから。

 年を取ったらゆっくり読書できるかなと思っていましたが、読書は意外と体力がいります。さらに目が衰え集中力が落ちてくると、若い頃のように一気に一冊読んでしまうというようなことが難しくなりました。今は本当に読むスピードが落ちてしまいました。これからもボチボチと読み進めていくしかないです。



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