幹事クリタのコーカイ日誌2011

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12月14日 ● 個人的な今年の漢字。

 年末恒例の今年の漢字が「絆」と発表されました。まあそのあたりで落ち着くだろうなと予想はしていました。ちょっと「絆」というのは個人的には違和感がないわけでもありませんが、世の中は納得するところでしょう。

 さて、自分自身の今年の漢字一文字はなんだろうと考えてみると、いくつか候補を思いつきます。まず「始」。今年2月に五十代に入り、新しく何かを始める年にしようと思ったので、真っ先に「始」が思い浮かびました。実際に新しいことも始めたし、新しく知り合った人もいます。五十代から再度スタートの年という実感はあります。

 次に「挑」。始めるということは新しいことへの挑戦の一年だったとも思います。テニスにおいても音楽においてもさらなるステップへと挑んだ年でもありました。テニスは山本プロとの練習を通じてレベルアップを図り、より高い目標へと挑みそれなりに結果も残せました。音楽においても同じです。6月の発表会でのサックスの演奏は、初めて自分でも合格点をつけても良い演奏になりました。挑戦し続けた成果だと思っています。

 また「健」の年でもありました。風邪も引かなかったし、大きな怪我も故障もしませんでした。持病の尿路結石も再発しませんでした。精神的にも大きな落ち込みもなく一年を平穏に落ち着いて過ごすことができました。残念ながらダイエットこそ成功しませんでしたが、概ね健康であったと言うのは本当に感謝すべきことです。

 そして最後に「楽」の年でした。これは「楽をした」ということではなく「楽しんだ」という「楽」です。さらに言えば「音楽」の「楽」であり「道楽」の「楽」です。五十代に入って思ったのは、もっと人生を楽しもうということです。もちろんこれまでだって楽しんできましたが、まだどこかに「楽しんでばかりで良いのか?」という「アリとキリギリス思想」が残っていました。しかし今年はそれを取っ払って、自分が楽しいと思うことを最優先するようにしてみました。楽しかったです。

 「始・挑・健・楽」とまるで「起承転結」のもじりみたいな語感ですが、目指した方向は間違ってなかったと思うし、さらに来年もこの路線で突き進んでみようと考えています。あ、でも一文字には絞れませんでした。まあ無理して絞らなくても良いかな。




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