幹事クリタのコーカイ日誌2011

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11月4日 ● 美しい女ダブ会。

 昨日の文化の日、定期的に行っている山本麻友美プロとの練習会を開催したのですが、昨日は久しぶりに女子ダブルス会にしました。と言っても、運営兼務の僕も参加しているのでミックスダブルス混じりの女ダブ会ですが、サークルの女性陣4人が2時間にわたってみっちり女ダブで山本プロに相手してもらいました。

 うちのサークルの女ダブは基本が雁行陣です。いわゆる「オバテニ」の女ダブは平行陣が基本で、4人全員がサービスラインあたりに立ってボレー合戦を繰り広げるのですが、あれとは趣が違い、目指すところは女子プロ選手のようなクロスのストロークラリーの応酬の中でチャンスボールをポーチで決める女ダブです。もちろんどちらが良いというわけではなく、それぞれのスタイルなのですが、「強さ」はさておき、テニスとしての「美しさ」ではセオリー通りの雁行陣の女ダブだと思います。

 なにせ平行陣のオバテニ女ダブではカリスマコーチが「センターセオリーを捨てろ」と教えるという話まで聞きました。ある意味、世界のテニスの革新ですが、革新的過ぎてゲリラというか異次元のテニスという気がします。雁行陣のテニスでは、ポーチを狙う前衛とストロークを打つ後衛の選手の駆け引きが一番の醍醐味です。出る気がない顔をして一気にポーチに出たり、逆に出るぞ出るぞと牽制をしてストレートに打たせたり、1本前にストレートに打ったから次はクロスだと思わせておいて2本続けてストレートを狙ったり、敢えてポーチに出てくるとわかっていながらロブやショートクロスで陣形を崩したり。いろいろな駆け引きの中で持てる技術を駆使して勝負します。

 昨日の女ダブ会でも、最初は遠慮がちだったメンバーも、最後はどんどんポーチに出たりストレートを打ったりして勝負を楽しんでいました。山本プロもさすがに男ダブ相手の時のような強打はしてこないので、意外とポイントも取れたりして、プロからも「以前よりレベルアップしていた」とお誉めの言葉を頂きました。まあ少々お金を払ってでもプロとテニスをしようという意欲のある女性陣ですから、テニスも上達しようというものです。僕も誉めてもらえるようもっと頑張ろうと思います。




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