幹事クリタのコーカイ日誌2011

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7月16日 ● なでしことか魁皇とかイチローとか。

 久しぶりにスポーツの話題をいくつか。最近取り上げてなかったので、ちょっと古いネタも含めてまとめて書きます。まずスゴイのが「なでしこジャパン」。なんとW杯決勝進出です。正直、このネーミングどうなのよ、と昔から思っていました。弱そうだから。「やまとなでしこ」がサッカーなんて乱暴な競技やっちゃいかんでしょ、という皮肉かと。名づけ親の川渕も「当時は期待していなかった」というようなコメントをしていましたが、本当に昔は男子同様弱かったのに、ここのところの「なでしこ」の躍進ぶりは素晴らしいです。

 日本のスポーツは人気競技の多くが「男低女高」の傾向にあります。フィギュアスケート、マラソン、レスリング、テニス、ゴルフ、バレーボールetc.。サッカーもこれで完全に男女逆転となりました。男子サッカー(今後はこう呼ばなければいけないかも)がW杯で決勝に進出する日は僕が生きている間にくるでしょうか?決勝は深夜から早朝なので起きていられるかどうかわかりませんが、一度も勝ったことがないアメリカにこの大舞台で勝つことができたらと思うとゾクゾクします。

 韓国には遅れを取っているものの、アメリカでも大活躍の女子ゴルフ。先日の全米女子オープンでもW宮里が頑張りました。日本では有村智恵が同じラウンドの中でアルバトロスとホールインワンをやってのけるという快挙を達成しました。史上初らしいです。確かにプロでもこれだけのことはなかなかできないでしょうね。アマチュア並みにお祓いが必要かも知れません。

 大相撲名古屋場所はあまり人気がなく席が余っているようですが、一番人気が高い魁皇が通算勝利数でついに千代の富士を超える1046勝を記録しました。八百長問題で場所が中止になったりした時には、これで魁皇の新記録も無理かなと思いましたが、よくぞここまで粘ったものです。一番強かった頃に横綱になれずに大関止まりだったことで、逆にここまで長く土俵を務めていられたわけですから、人間何が幸いするかわかりません。本人は大関から陥落したら引退と言っています。大きな目標もクリアしたし、これで良い花道ができたというところでしょう。

 メジャーリーグベースボールはオールスターも終わり後半戦に入りますが、イチローの不振が深刻です。今年は10年間選ばれ続けてきたオールスターにも選ばれず、ここまでの打率も.270と3割を大きく下回っています。肩と足に衰えは見られないだけに、目の衰えが激しいのではないかと言うことですが、11年連続の年間200本安打も黄信号から赤信号に変わりかけています。魁皇とイチローは1才違い。相撲と野球の違いはあれ、そりゃイチローもそろそろ加齢の影響を受ける年頃です。

 日本のプロ野球はセ・リーグはヤクルトが独走、パ・リーグはソフトバンクと日本ハムの2強が抜きん出ています。統一球の影響が未だに大きいのでしょうが、投手の防御率がスゴイことになっています。マー君なんてもう少しで0点台に突入しそうな勢い。数字だけ見たら昭和20年代〜30年代の野球みたいです。逆にホームラン数は激減しています。緊迫した投手戦が多いですが、地味な試合展開が増えてファンはどう思っているんでしょうか?まあ試合が早く終わるのは節電のこともありますし、良いことだと思いますけどね。

 ほとんど報道されていない先日のラグビーのパシフィック杯優勝。強豪のフィジーを下しての初優勝ですから、9月のニュージーランドW杯に向けて良い結果だと思います。心配なのはマスコミがラグビーに対して極端に無関心なことで、2019年に日本でW杯が開催されることもほとんどの人が知らないのではないかと心配になります。こんな状況でちゃんと開催できるんでしょうか?

 最後にラグビー同様に日本ではあまり人気がないテニスの国別対抗戦の話題。先日デ杯が兵庫で行われて日本はウズベキスタンに見事に勝ちました。錦織がシングルス2勝ダブルス1勝と一人で勝利を決めてしまう大活躍。さすが日本のエースです。これでいよいよ次はワールドグループ進出をかけたインド戦。日本開催ですし、錦織が健在なら期待できます。楽しみです。

 女子のフェド杯も今日と明日に兵庫で行われます。クルム伊達は出ませんが、森田、土居の若い2人を主力にアルゼンチンと戦います。アルゼンチンのエースのドゥルコが出ないだけにランキング的には「勝って当然」の戦い。敵は暑さだけかも。あっさり勝ってワールドグループ2部復帰を果たして欲しいところです。




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