いよいよ残り２週間でサックスの発表会。昨日は本番でピアノ伴奏をしてくれるピアノの先生と初めて合わせてみました。伴奏がつくと一気に演奏がグレードアップしたようで気分が良いです。思ったよりはちゃんと吹けて、タイミングもバッチリ。音楽はやはり合奏が一番楽しいです。

　いつも練習ではだいたいちゃんと吹けるのですが、問題は本番。どうしても緊張して肩に力が入って失敗するので、何とかリラックスして楽しく気軽に吹きたいのですが、それが一番難しい。ピアノの先生は可愛らしい若い女性なのですが（音楽教室のピアノの先生は大抵そうです）、彼女に「上がらない対策ってありますか？」と聞いたところ、「演奏前に膝の屈伸をすると良い」と教えてくれました。

　彼女の説（と言うか、彼女の先生に教えてもらったそうですが）では、人間は緊張するとうわずって重心が上にどんどん上がってきてしまうから、その重心を下げるために膝を曲げる。そうすれば体の重心が下がると一緒に心も落ち着くそうです。初めて聞いた説でしたが、何となく説得力があったのでこれは取り入れてみようかと思いました。

　僕はサックスの演奏と違って講演をしたりテニスをしたりする時には滅多に上がりませんが、それでもたまにテニスの試合で上がってしまうことがあります。そういう時は確かに重心が上がっているような気がしますから、意識して屈伸をして重心を下げるのは緊張防止に役立ちそうです。良いことを聞きました。

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