幹事クリタのコーカイ日誌2011

[ 前日翌日最新今月 ]


 
5月30日 ● 中日が首位に立ちました。

 開幕からずっとモタモタしていた中日が交流戦に入ってから絶好調。相変わらずパ・リーグの強さが目立つ中、なぜか勝ちまくるものだから、あっという間にセ・リーグの首位に躍り出てしまいました。中日だけ勝っていて他のセのチームが負ければ、そりゃあすぐに順位も上がろうというものです。

 スタートダッシュでつまづいたのは打線の不調でした。上から下まで揃って2割前後の低打率だったのですから、いくら投手力が自慢の中日と言えども勝てません。しかし、ここにきて荒木が絶好調。森野はまだまだのようですが、井端、和田、ブランコらが少しずつ調子を上げてきています。なにより全然打てないグスマンを外して野本や藤井を起用することで打線が繋がるようになりました。交流戦だけならチーム打率は西武、ソフトバンクに続いて12球団で3位なのです。

 逆に自慢の投手陣はパ・リーグのチーム相手に苦戦していますが、それでも2枚看板の吉見とチェンがしっかり投げているし、ネルソンも開幕からずっと頑張っています。岩瀬は投げてみなければわからない不安はありますが、落合監督が様子を見ながらうまく使っている感じ。交流戦10試合で8勝2敗はできすぎでしょう。もっとも上をいくソフトバンクは8勝2分勝率10割ですから強すぎますが。

 中日の対抗馬と目された巨人と阪神は相変わらず苦戦しています。両チームとも防御率は良いのですが打てません。巨人は交流戦に入ってからのホームランがわずか2本。阪神は10試合で18得点。これではいくら投手が踏ん張っても勝てません。統一球で飛ばないと言われていますが、両チームの重量打線がその影響をモロに受けたのでしょうか。

 もっとも開幕ダッシュを見せたヤクルトにいたっては、交流戦に入ってからの貧打は目を覆わんばかり。チーム打率は2割を切り、10試合でホームランわずか1本、得点13。いくらパ・リーグの投手が良いからと言ってもあまりに酷いです。もしかしたらセ・リーグの投手の研究ばかりしていてパ・リーグの投手のことは全く調べていなかったのでしょうか?交流戦を境に流れが変わるのが例年のことなので、今年はいよいよ中日球団史上初の連覇が見えてきたかも。気が早い?まだ5月?まあ良いじゃないですか。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」