幹事クリタのコーカイ日誌2011

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3月28日 ● 日本のためにナダルたちがサッカーをした。

 ちょっと旧聞になってしまいますが、マイアミで男子テニスのトップ選手たちが地元のプロサッカークラブとチャリティゲームを行いました。もちろん、テニスではなくサッカーの試合です。マイアミではいま大きなテニス大会が開かれていて、トップ選手が集結しています。そこでジョコビッチが提案して日本の震災復興のための義捐金を集める慈善試合をやろうということになったのです(こちら)。

 この試合は「Hope Match for Japan」と銘打たれて、参加したのは世界1位のナダル、2位のジョコビッチを始め、マレー、ベルダスコ、ツォンガ、フェレール、ガスケら。それに日本の錦織圭も加わっています。錦織がサッカーができるのかどうかは知りませんが、ヨーロッパの選手はサッカー大好きですから、結構まともなサッカーをしたようです。サッカーに馴染みの薄いアメリカ人選手が加わっていないのはともかく、フェデラーが入っていないのはなぜかなと思いますが、まあきっと何か彼なりの考えがあるのでしょう。

 試合はテニスチームが2-4で負けたそうですが、得点はマレーとバクダティス。テニスファンとしてはちょっと見てみたいゲームです。錦織がどれほどのプレーをしたのかも含めて興味があります。このイベントで集まった義捐金は10万ドル。選手たちには日本から「ありがとう」と言いたいと思います。そして、テニス界だけではなく、もっといろいろなところでこうしたイベントを行い盛り上げてくれたら良いなと思います。

 国内ではいろいろなイベントが中止になっていて、テレビCMも相変わらず自粛を続けている企業がたくさんあります。しかし、政府の見積もりでは25兆円ともいう復興資金を賄うためには、どんどん経済活動を活発にしてお金を回していかなければなりません。自粛することは復興の歩みを遅らせるものであり、「不謹慎」などと抗議する人間は被災者の邪魔をしているんだということを自覚してもらいたいです。




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