幹事クリタのコーカイ日誌2011

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1月3日 ● 「格付け」と「スポーツ王」。

 正月はのんびりテレビを見て過ごすのが一番なのですが、なかなかやることも多くそれほど見てもいられません。その中で新春恒例バラエティ番組として毎年楽しみにしているのが元日の「芸能人格付けチェック」と2日の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」です。ともにテレビ朝日系列。バラエティ番組に関してはフジテレビや日本テレビも良いですが、テレ朝も負けていません。

 「格付け」はかつては「人気者で行こう!」というレギュラー番組の人気企画だったのですが、番組終了後は新春スペシャルとして毎年放送されています。芸能人がワインやバイオリンや着物などの超一流品と普及品を見極められるかどうかを楽しむ番組ですが、何と言っても品質と価格のアンバランスさに対する痛烈な批判になっているところが面白いわけで、1本100万円のワインの価値って何なんだ、というのを毎回視聴者に突きつけてきます。

 テレビで見ていると、どちらが高級品なのか意外と当たるのですが、実際にやってみたらきっと難しいんだろうなぁというのは想像がつきます。と言うか、本当にやってみたいんですが、誰もそのために100万円のロマネコンティを提供してくれないのでどうしようもありません。3本で23億円のバイオリンもそのへんにあるはずもありませんしね。

 外しまくる石田純一や梅宮辰夫、志村けん、反対に全然間違えない叶姉妹やGachtを見ていると、これはどこまでガチなんだろうと思います。今年は「仲間爆弾」と呼ばれた仲間由紀恵の外しっぷりが笑えました。面白いので、できたら正月だけではなく春秋の改編期にもやって欲しい気もするのですが、あの「かくし芸大会」を中止に追い込んだ番組ですから、テレビ局側としてはやはり正月のキラーコンテンツと考えているんでしょうね。

 「スポーツ王は俺だ」も新春恒例番組。毎年各界のアスリートがとんねるずと共演するのですが、スポーツ好きなとんねるずだけにアスリートたちとの距離感が抜群。お互いにきちんとリスペクトしているのが感じられて、とんねるずの作り出す雰囲気が番組全体をうまく包んでいます。

 今年はゴルフで石川遼と宮里藍が揃って出場したり、フィギュアスケートの男女トップ陣が勢揃いしたり、テニスでは錦織圭が出てきたりと、日頃なかなかバラエティ番組では見られない豪華ゲストが魅力でした。また松岡修造の「うざ熱い」キャラもアスリートとバラエティを結び付ける良い触媒になっています。昨年、今年と石橋貴明がテニスを真面目にやっているのも驚きで、テニス愛好家としては嬉しい限りです。サッカー好き芸能人は数多くいますが、テニス好き芸能人として思い浮かぶのは石黒賢くらい。芸人では明石家さんまくらいなので、石橋には今後もぜひチャレンジして欲しいものです。




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