幹事クリタのコーカイ日誌2010

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10月18日 ● CS、グランパス、伊達公子。

 セ・リーグのクライマックスシリーズは巨人が敵地甲子園で阪神に連勝してファイナルステージ進出を決めました。接戦を競り勝つ巨人の粘り強さが光ります。この調子で名古屋に乗り込んできたら、中日にとっても手強いことでしょう。

 しかし中日の不安は相手よりもむしろ自分たちにあります。実戦からすっかり間が空いてしまいました。怪我している選手には良い休養である反面、これだけ実戦から遠ざかると、どんな不測の事態が起きるかもわかりません。まあ基本的には1勝のアドバンテージがあって得意のナゴヤドームで戦える中日の優位は揺るがないと思いますが、巨人が今の勢いを持ち込んでくると苦戦するかも知れません。

 Jリーグで首位を独走中の名古屋グランパスが新潟に大敗を喫しました。7試合ぶりの黒星。追う鹿島が足踏みを続けているだけに、ここはさらに突き放しておきたかったところですが、逆にわずかですが差を詰められてしまいました。これまで堅守を誇ってきた名古屋が4失点というのは守備陣に破綻をきたしたわけですが、これをいかに立て直すかがポイントです。とにかく馬なりにやっていれば優勝間違いなしの勝ち点差です。焦らないで毎試合きちんと戦って欲しいです。

 ツアー最年長優勝記録を狙った40才のクルム伊達公子が惜しくも決勝で負けてしまいました。世界8位のストーサー、13位のピアーを連破しただけに、決勝では格下のタナスガーン相手はラッキーだと思いましたが、それ以上に伊達の体力が限界にきていました。連戦をこなす体力が戻れば世界のトップクラスにも割って入りそうな勢いですが、なにせ40才ではそれほど大きな体力アップは難しいことでしょう。

 しかし、これまで幾多の限界を超えてきた伊達ですから、もしかしたら年齢という限界も超えてくるかも知れません。楽しみにしていましょう。



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