幹事クリタのコーカイ日誌2009

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7月31日 ● いよいよ巨人とマッチレース。

 ペナントレース後半戦スタートの3連戦が首位を争う巨人と中日。ゲーム差2.5と中日3連勝なら一気に逆転というところでしたが、結果は中日の2勝1敗。ゲーム差は1.5と接近しました。3連敗しなかった巨人もOKでしょうし、勝ち越せた中日もOK。ともに「まだまだこれから」と感じた3連戦だったと思います。

 ただ勢いだけではなく戦力も中日の方が今は上回っていることを確認できただけに、自信を深めたのは落合監督だと思います。まず先発投手陣の安定感が違います。第2戦に朝倉をもってきたのは「負けてもいい」という余裕があったから。巨人には全然勝てない朝倉を敢えてヤクルト戦ではなく巨人戦に投げさせたのは、今後のためのチェックでしょう。「使えない」ことが確認できたのですから、それはそれでヨシです。

 チェン、川井、吉見の3本柱は安定感抜群です。またネルソン、パヤノ、河原、浅尾の中継ぎ陣もしっかりしているし、抑えの岩瀬も相変わらず万全。後は実績のある中田や山本昌といった連中が終盤に向けてグッと出てきてくれれば言うことなしでしょう。

 また打線もずっと好調です。首位打者を走る井端、ホームランと打点の2冠王を狙うブランコ、そして和田。この3人がずっと好調をキープしています。彼らを軸に、森野や荒木、藤井、谷繁まで良いところで打ちますから、打線も隙がありません。小池や立浪ら代打陣も良い仕事をしていますし、チーム全体の歯車が噛み合っています。

 ただまだ7月末。残りシーズンは長いだけに、ピークをあまり早く持ってきてしまっては、肝心なところでバタバタになる可能性もあります。次のヤクルト戦も2勝1敗で十分。コツコツ地道に勝っていきたいです。