幹事クリタのコーカイ日誌2009

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7月20日 ● 巨人の尻尾が見えてきた。

 今月最初にナゴヤドームに野球観戦に行った時に「オールスターまでに巨人とのゲーム差を今の6.5から3くらいにまで縮めておきたいところ」だと書きましたが、その後も快調に白星を重ねている中日は、とうとう昨日で巨人とのゲーム差を3.5まで縮めてきました。いよいよ巨人の尻尾が見えてきて、オールスターまでに3ゲーム差以内に迫れる可能性も大です。

 ここまでの中日の追い上げを支えてきたのは、吉見、チェン、川井といったシーズン前にはあまり計算されていなかった若手投手陣の踏ん張り。中田や朝倉、山本昌といった実績のある投手陣が軒並み背信を重ねているのに、それを見事に補ってくれました。

 そしてウッズの代わりの割には期待されていなかったブランコの大活躍。チャンスに打てない上に走れない守れない6億円プレーヤーだったウッズに比べたら、長打力でまさり打率でまさり、その上、真面目に走にも守にも取り組んでいるブランコは実に安い年俸でよく働いています。彼がいなかったら中日は2位どころかAクラスも危うかったことでしょう。

 シーズン当初から突っ走っていた巨人ですが、ここにきて春からの飛ばしすぎか、ちょっと疲れが見えます。相変わらず小笠原はよく打っていますし、ラミレスも調子が上がってきましたが、その代わりに坂本を筆頭とするヤングジャイアンツはバテてきています。盤石の体制が整っている中日がじわじわと巨人を追い上げていき、お盆には首位が入れ替わっているんじゃないかと予想しています。