幹事クリタのコーカイ日誌2009

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5月19日 ● インフルエンザに罹っても黙っていよう。

 新型インフルエンザ(どうして豚インフルエンザではいけないのか、いまいち納得できません。じゃあどうして鳥インフルエンザはOKなの?)が関西圏で一気に広まっているようです。ニュースを見るたびに感染者数が増えていて、この調子ではすぐに1000人くらいいきそう。もっとも実際には1000人なんて軽く越えていそうですけど。いちいちちょっと発熱したくらいで医者なんか行かないよ、って人は世の中にたくさんいますからね。

 ただその「ちょっと発熱」のせいで、大阪や兵庫は大騒ぎです。学校はみんな休校にしちゃうし、イベントは中止だし、駅まで行って修学旅行を中止にした学校もあったそうで、インフルエンザよりも生徒の心の傷の方が心配です。歌の文句じゃありませんが、体の傷は癒せても心の傷は簡単には癒せないんですから。

 関西でこれだけ広まっているということは、すでにこの名古屋圏にも上陸してきていることでしょう。なにせ新幹線に乗れば新大阪から1時間です。3日前には名古屋駅に来ていて、一昨日には栄の繁華街を席巻し、今日あたりはすでに豊田まで届いているかも。トヨタ自動車の社員が明後日あたりからバタバタ倒れたら間違いありません。

 もしこんな状況下で自分が発熱したら。僕は間違いなく黙って会社休んで寝ていますね。医者に行って新型インフル認定なんて貰っちゃったら大変です。家族もみんな隔離されちゃうし、会社も休業、うちのテニスサークルも活動停止です。先週日曜に雨で中止になった団体戦を来週日曜に予定しているのに、それも間違いなく中止です。数日寝ていれば治るような「風邪」なのに、そんな羽目になったら目も当てられません。

 自分だけ外出禁止になるくらいならまだしも、周りの人間もみな行動を制限されてしまうのですから本当に良い迷惑です。インフルエンザを感染させるよりも、その方がより迷惑でしょう。だから逆にインフルエンザになった人がいても、家で寝ていて欲しいですね。仮に僕に感染していなくても、その人のせいで行動が制限されて予定が大幅に狂ってしまうし、それに対する補償もどこからも貰えません。ただただ損をするばかりです。

 熱が38度を超えたって、人間簡単には死にはしません。それくらい熱があっても必死の時なら仕事もします。僕も昔38度を超える高熱を出しながら12月の寒い日に幕張まで日帰り出張に行ったことがありました。京葉線の中で「死にそう」と思いながら朦朧としていましたが、それでもいざプレゼンとなるとしゃっきりするものです。もちろん家に帰ってから倒れましたけど。

 僕の周りの人だけで良いですから、発熱したら黙って家で寝ていてもらえないでしょうか?間違っても医者なんか行かないようにお願いしたいものです。大丈夫、僕の周りの人たちは、みんなそれくらいで死ぬようなタマじゃないはずですから。