幹事クリタのコーカイ日誌2009

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2月10日 ● プラントのグラミー賞受賞でツェッペリン再結成は?

 最近の洋楽界についてとんと疎くなっていたので、今年のグラミー賞がどうなっているのかなんてことも全然興味がありませんでしたが、「米グラミー賞、R・プラントが5部門を制覇」というタイトルを見て目を疑ってしまいました。「ロ、ロバート・プラント?」還暦のジイさんじゃん。21世紀になって随分たつというのに、まさかここでその名前を聞くとは思いませんでした。

 ロバート・プラントはブルーグラスの女王アリソン・クラウスと2人で最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞の主要2部門を受賞した他、最優秀ポップ・コラボレーション・ウィズ・ボーカル賞、最優秀カントリー・コラボレーション・ウィズ・ボーカルズ賞、最優秀コンテンポラリー・フォーク/アメリカーナ・アルバム賞と計5部門を制したそうで、今年のグラミー賞はまさにプラントイヤーだったみたいです。

 まあ僕がよく知らなかっただけで、このプラントとアリソン・クラウスのアルバム「Raising Sand」も結構評判が良くて売れたので、本命ではないにしろ対抗くらいで名前が上がっていたようですから、それほど意外な結果でもないようなんですが、こうなると残念なのがレッド・ツェッペリン再結成を願っている世界中のファンでしょう。プラントがソロ活動にこれでまた自信をつけてしまいましたし、彼が好きなフォーク、カントリーでの成功は、ますますツェッペリンからプラントを遠ざけることになってしまいそうです。

 そういう意味では、グラミー賞もロックファンに対して罪作りなことをしたもんだなぁと思います。特に我々の世代にはツェッペリンは特別ですからね。しかもマンガ「エロイカより愛をこめて」が大好きな我が家では一層残念。多分ジェイムズ君ならぬジミー・ペイジも「あーあ」と嘆いていることでしょう。