幹事クリタのコーカイ日誌2008

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11月9日 ● タバコとセクシーなドレスはジャズの華。

 ライブハウスに行くことは滅多にないのですが、先日の金曜日の夜に久しぶりにライブハウスにジャズを聴きにいきました。と言っても、もちろん滅多にないことをするにはそれなりの理由があるわけで、実は会社の後輩がそのライブでボーカルをするというので、本人に直接誘われたから応援に行ったのです。

 会社の同僚も誘って10人ほどで繰り出したのですが、行く前はガラガラだったらどうしようと心配していたのですが、行ってみたら100人くらい入りそうなライブハウスは満席。僕たちも狭い円卓に10人でぎゅうぎゅう詰めで座って聴かせてもらいました。

 後輩はゲストボーカルというカタチで参加していて、本体は10人編成のジャズバンドでした。彼らのアルバムが発売されたのでツアーで各地を回っていて、名古屋はそのツアーの最終日だったようです。メンバーはオジサンと若い女の子で構成されていて、まるで僕たちのテニスサークルみたいだと言ったら失礼にあたるのかも知れませんが、どんな世界であってもオジサンと若い女の子という組み合わせは意外と落ち着きが良いのかなと思ったりしました。

 後輩は何曲か歌いましたが、さすがにプロだけあって上手いものでした。しかも華もあるので知らない人が見たら、普段は会社勤めをしている女の子だとは決して思わないことでしょう。本当は一流国立大を出てCMを作っているクリエーターなんですが、それはステージでは内緒のようでした。でも万が一彼女がテレビ局のプロデューサーの目に止まって、ソロでデビューして、なんてことになったら、彼女の経歴はかなりユニークなものとして注目を集めることになると思うんですけどね。

 十分満足したライブですが、3つほど気になったことがありました。1つ目は椅子が硬くてお尻が痛くなったこと、2つ目はタバコの煙がひどくて服に臭いがついてしまったこと、3つ目は後輩のステージ衣装が胸元も露わなもので、目のやり場に困ったこと。オジサン目線ではなく身内目線で見てしまうので、「おいおい、もっと隠せよ」と思ってしまいました。まあジャズのライブにはどれもつきものなんでしょうけどね。