幹事クリタのコーカイ日誌2008

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9月29日 ● 名古屋ドローで首位固めできず。

 J1注目の首位争い名古屋vs浦和戦は1-1のドローに終わりました。本拠で浦和に勝って、浦和に引導を渡すとともに首位固めを目論んだ名古屋としては残念なドローですが、先制されて追いついたわけですから、浦和に勝ち点3を与える最悪のケースにはならなかったので、まさに「痛み分け」といったところでしょう。

 これで名古屋は2位大分に勝ち点1の差で単独首位ですが、勝ち点差が3ある浦和と鹿島は1試合少ないだけに、あくまでも暫定首位。両チームが次の試合で勝てば、勝ち点は並び得失点差で抜かれるので3位に陥落してしまいます。だからこそ、このホームでの浦和戦は勝ちたかったのですが、つくづく残念です。

 これで名古屋が抜け出せなかったので、もうしばらくはJ1の優勝争いは混沌としたままいきそうです。数字の上では1位名古屋から6位FC東京までチャンスはありますが、たぶん名古屋、大分、浦和、鹿島の4強が生き残るのではないかと思います。10月はこれら上位の直接対決は少なく、それぞれが中位・下位チーム相手に取りこぼしをしないように戦っていくことになりますが、そうなると相変わらず上位に勝てても下位に負ける悪癖が残る名古屋は不安です。そもそも降格争いをしていた千葉に先日負けてしまったから、こんな大混戦になっているわけで、今後もそういう取りこぼしをいかになくすかが名古屋の課題でしょう。

 降格争いと言えば、磐田が現在千葉に抜かれて17位です。かつて代表クラスのスター選手を多く抱え、鹿島と覇を争い黄金時代を築いたあの磐田がJ2降格の危機にさらされています。まだこちらも優勝争いと同じように大接戦だけに、どこが生き残れるか予断を許しませんが、磐田がもしJ2降格ともなれば、ゴン中山の去就も含めて大きな変動がありそうです。