幹事クリタのコーカイ日誌2008

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8月8日 ● 男女ともに冴えないサッカー緒戦。

 開会式前から始まる北京五輪のサッカー。なんだかおかしな話ですが、まあそれはいいとして、問題は男女ともに冴えない内容と結果だったこと。女子は妙な判定もあったとは言え、グループで唯一の格下であるニュージーランド相手にようやくドロー。残る対戦相手がアメリカとノルウェーだけに、このドローはある意味絶望的なドローです。

 男子は男子でアメリカ相手に手痛い黒星スタート。こちらも残るナイジェリアとオランダには歯が立たない可能性が高いだけに、少なくともアメリカからは勝ち点を上げたかったところですが、これでは「グループで一番弱い」と言われた通りになりそうです。

 男女ともにいろいろ言い訳はあるでしょうが、結果は結果。サッカーにおいてオリンピックはW杯と比べれば重要度はずっと低いとは言え、日本におけるオリンピックへの注目度の高さを考えると、ある程度は結果を出してサッカーの存在感をアピールしたかったところ。それなのに逆の結果になってしまい、ますますサッカー人気の低落に歯止めがかからない感じです。

 加えてオリンピックは最初の方に行われる競技で好成績を残して弾みをつけると、日本代表団全体が元気になる傾向がありますから、サッカーのこの体たらくは弾みをつけるどころか水を差したようなカタチになってしまいかねません。

 柔道や競泳など日本のお家芸が開会式後から行われますから、サッカーのことはもう忘れて、何とかここからリスタートを切って欲しいと思います。