幹事クリタのコーカイ日誌2008

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7月24日 ● ツンデレ姫との結婚。

 なんだかんだ言いながらDS版のドラクエ5も早速購入してやっています。スーファミでやってプレステ2でもやっているのに、またDSでやるなんて、どれだけ儲けるんだと思いつつ、懲りない僕のような人間がたくさんいるんでしょうね。

 DS版になったからと言っても、大きな差があるわけではないんですが、一番変わっているのは主人公の結婚相手としてこれまでの「ビアンカ」「フローラ」以外に「デボラ」という新キャラが登場したことです。ビアンカとフローラのどちらと結婚するかを選択できるのは、ドラクエ5の最も大きな特徴でした。それぞれにファンもいて、どちらを選ぶかは難しいところだったのに、なんと第3の女が登場したわけです。

 しかもこのデボラ、美人でセクシーで高慢でわがままでドSという、子ども向けゲームにはあるまじきキャラ。もちろん僕は早速デボラを選んで結婚しましたが、会話がいちいち面白くて楽しんでいます。まだ結婚して間もないので、今後ゲームの中でどう主人公との関係が進展していくのかわかりませんが、多分単なるわがまま姫だったのが、きっと主人公とは切っても切れない良い関係にと進んでいくのでしょう。今はまだツンケンしているだけですが、きっと時には甘えたりする「ツンデレ」系になるんじゃないかとも思っています。

 こういうキャラクターがゲーム中に登場するというのも時代の変化を感じます。ドラクエ5が最初に登場した1992年当時ではあり得なかったでしょうし、仮に登場させてもその良さを感じ取ってくれるユーザーはいなかったと思います。「ゲームリテラシー」が高くなった今だからこそ、こうしたキャラも面白いと受け入れられるのでしょう。

 もっとも現実の世界でこんな高慢キャラクターはイヤだ、という男性も多いと思います。癒し系の方が人気があるでしょう。僕も若い頃はそう思っていました。わがまま女にどれくらいぶち切れたことか。ところが最近年を取ってくると、現実の女性もある程度は歯ごたえのある方が面白くて良いかもと思うようになったのです。「美人は3日で飽きる」という言葉がありますが、素直で可愛いだけの女性も3ヶ月も付き合っていると飽きちゃいますから。ただし、デボラのように美人でセクシーじゃなければダメですけどね。