幹事クリタのコーカイ日誌2008

[ 前日翌日最新今月 ]


 
5月18日 ● 3セットマッチはしんどい。

 昨日はサークルのミックスダブルス団体戦を行いました。本来なら僕は選手として出るつもりではなかったのですが、他のミックス大会の日程がずれたために選手が足りなくなり、仕方なく監督兼選手の僕まで出場することにしたのです。

 監督の目論見としては最初の2試合で連勝して勝利を決めて、お気楽な立場で3試合目に出ていくつもりでした。ところが1試合目はちゃんと勝ったものの、2試合目が大苦戦した挙げ句に負けてしまい、僕が出る3試合目に勝負がかかってしまったのです。監督クリタとしては選手クリタにかなり不安があるのですが、ここまできたら腹を括って送り出すしかありません。

 相手は40代のベテランペア。ダブルス慣れしている感じです。僕のペアはテニス歴もサークル歴も長いですが、まだ30代前半で若くて元気なYちゃんで、随分と頼りになるのですが、なにせ自分自身があまり頼りになりません。ましてあまりやったことのない3セットマッチ。もしフルセットにもつれ込んだら体力が持つかどうか心配でした。

 そんな時に限って立ち上がりから競りまくりです。特に女性サービスの3ゲーム、4ゲーム目は接戦の挙げ句に落としてしまい2−2に。相手男性サービスの5ゲーム目でまた競りましたが、ここを何とかブレイクしたのがきっかけで、その後は調子が出てきて1セット目を6−3で取ることができました。

 お互いに3セットマッチに慣れていないだけに、ファーストセットを取ったことはかなり心理的に有利になります。なにせ最初を落とすと勝つためには続けて2セットを連取しなくてはならないのです。すでに十分競り合って1セットで疲れてしまったので、このあと2セットもやるなんてイヤだ、という気分になりがち。しかし、勝っている方があと1セットで終わらせたいと思うのはともかく、負けている方がそう思ったらおしまいです。

 実際、相手ペアは1セット目を落としたことで目に見えてテンションが下がっています。逆にこちらは早く終わらせたい一心でどんどん攻撃的にテニスをしているので、アッという間に2セット目は6−1で勝ってしまいました。勝負は1セット目の第5ゲームで決まったようなものでした。

 ダブルスの3セットマッチなんて、シングルスに比べたら体力的にはそれほど疲れるものではないはずなんですが、 この心理的プレッシャーに疲れてしまっているのかも知れません。しかも今回は勝負のかかった3本目でしたから。勝てて面目を保てて良かったですが、この先はなるべく監督に専念したいと改めて思ってしまいました。