幹事クリタのコーカイ日誌2008

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3月20日 ● パ・リーグ開幕順位予想。

 いよいよプロ野球が幕を開けます。まず例年通りパ・リーグが一足早く開幕。お彼岸の中日から開幕なんて、ちょっと気が早いですが、まあ今年は暖かいし大丈夫でしょう。

 恒例の順位予想ですが、今年のパ・リーグはどこも決め手を欠いていて混戦必至です。メディアの順位予想を見てもバラバラ。優勝はどうなるかさっぱりわかりませんが、とりあえずクライマックスシリーズに残るAクラス入りが各球団の最低目標になることでしょう。

 順当にいけば投打のバランスが取れた千葉ロッテ、昨年覇者の北海道日本ハム、実力上位の福岡ソフトバンクがAクラスかなと思います。ロッテは投手陣の駒が揃っているし、打線も小粒ながらバランスが良いです。何よりここ数年ずっと上位にいて同じメンバーで経験を積んだことが最後に生きてくるように思います。

 日本ハムは打線がとにかく弱いのが問題です。特に長打力のある打者が見当たらず怖さがありません。また先発投手陣もコマ不足で、いくらダルビッシュが一人で頑張っても優勝する力はないような気がします。ソフトバンクは戦力だけ見れば相変わらずパ・リーグトップですが、故障者が続出していてその戦力が揃いません。斉藤や和田、小久保らの穴をどう埋めていくのかが鍵ですが、王監督が「ラストイヤー」だけに今年こそクライマックスシリーズを制して日本シリーズに進みたいことでしょう。その思いが一番の武器かも知れません。

 下位に予想される3チームで面白いのはオリックス。ラロッカ、ローズ、カブレラの外国人3人が打ちまくれば恐怖の打線になります。ただ外国人頼みでは波が激しくなりそうでAクラスの可能性はあっても、優勝はさすがに容易ではありません。西武はカブレラと和田が抜けて打線の軸がなくなりました。投手も涌井はいるものの、やはり西口の復活がないと苦しいでしょう。全体に層が薄くなってしまって上位は厳しいと思います。

 そして野村監督ラストイヤーの東北楽天。今年その集大成を見せられるかと期待したのですが、ルーキー長谷部がいきなり故障で戦線離脱。プロでの実績が全くないルーキーが抜けただけで「痛い」と言われるような弱体の先発投手陣では今年もやりくりが大変なことでしょう。それと去年「できすぎくん」だった山崎に多くを期待できない以上、今年もBクラス脱出は難しいと思います。

 と言うことで、僕の予想では1位ロッテ、2位ソフトバンク、3位日本ハム、4位オリックス、5位西武、6位楽天。秋の結果が楽しみです。