幹事クリタのコーカイ日誌2008

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2月3日 ● 倖田來未の羊水発言。

 倖田來未が「35才をまわると羊水が腐る」とラジオで発言して、大ひんしゅくを買った挙句に活動自粛だとか。セクハラおやじでもあるまいし、女性が同性に対してこういう発言をするというのは信じられません。それがいくら「きつめの軽口」のつもりだったとしても、こんな軽口は品性下劣ですし、さらに内輪では良くても公共の電波に乗せて良い内容かどうかくらいは判断がつくはず。

 早速コーセーが彼女を使ったCMを中止したそうですが、女性ターゲットの企業だけに当然でしょう。元来倖田來未は「エロかっこいい」だかなんだか、下品なセクシーさで売り出した割りに、女性ファンがついて人気急上昇、今では浜崎あゆみを抜いてエイベックスの稼ぎ頭です。浜崎もそうですが、男受けするルックスながらメインターゲットを女性に設定することで幅広い層に支持されようという戦略です。だからこそ、女性絡みの発言には気をつけなければならないのに、今回は最低な内容でした。

 さて、これで倖田來未の人気に翳りが出るかどうかですが、僕は間違いなく人気はダウンすると思っています。この発言がなかったとしても、倖田來未はもう天井を打った感じがしていたのに、今回の「羊水が腐る」はその流れをさらに加速させることでしょう。エイベックスは新しい稼ぎ手を急いで作っておいた方がいいと思います。

 それにしても耳で聞いただけでは「羊水」って想起できないですよ。「用水」とか「(井上)陽水」とかを思い浮かべてしまいます。「用水が腐る」ようなことがあったら飲んだ人が死んじゃいそうだし、大量の蚊が発生しそうで大変です。「陽水が腐る」なら、よしだたくろうの歌をテーマにした映画『結婚しようよ』が公開されて、なんでオレじゃなくてたくろうなんだよ、と腐っているイメージです。