幹事クリタのコーカイ日誌2007

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9月1日 ● 姫の失敗は別れ方にあった。

 先日「姫の虎退治」のキャッチフレーズについて書いた姫井由美子議員の不倫記事が「週刊文春」に掲載され、僕も立ち読みしてきました。6才年下の不倫相手だった男性が実名で写真も含めて公表していまして、野次馬の好奇心を十分に掻き立てるスキャンダラスなスクープではあります。

 とは言え、男性の政治家なら山拓の例を出すまでもなく、不倫騒動なんてよくあると言えばよくある話ですし、女性議員でも佐藤ゆかりの不倫メール事件とかありましたから、これですぐに議員を辞職するとかそういうことでもないと思います。不倫をしていようがなんだろうが、政治家は仕事をきちんとしてくれていれば良いのです。清廉潔白でも無能な政治家の方が国民には有害です。そもそもさくらパパも姫井も、どうせ民主党潰しを狙った自民党側のリークでしょう。

 まあそんなことを「コーカイ日誌」で書こうかなぁ、なんて思いながら、昨日Mっちゃんと久しぶりにランチをしたら、彼が「姫井の記事読んだ?」と聞いてきました。つい先ほど週刊誌で読んだようです。「あの姫井ってさ、こんなことになる前から俺はエッチが好きそうな女だなぁって思っていたんだよ」だそうです。

 Mっちゃんによれば、「賞味期限ぎりぎり」の中年主婦で出会い系サイトとか合コンとかにやってきて乱れる典型的な女の匂いが姫井議員にはしたそうです。「ああいうタイプは本当に多くてさ、当選した時からピンときていた」とMっちゃんは断言します。「記事を読んでいたら、ベッドの上での状況が俺にはリアルに目に浮かんだよ」とのことです。

 「尻を叩かれて喜ぶくらい変態でもなんでもないよ」と言うMっちゃんの感想はともかく(僕もそれくらいでM女だとか変態呼ばわりはちょっとひどいと思いますが)、欲求不満な中年女性独特の雰囲気を、Mっちゃんはテレビで見た姫井議員に感じ取ったというのだからまさに「蛇の道はヘビ」です。僕にはさっぱりわかりませんでした、と言うか、当選した議員を見てそんなこと考えもしないのが普通だと思いますけどね。

 ところで僕は付き合った女性のことを週刊誌にペラペラ喋る男性の方にこそ問題があると思うのですが、Mっちゃんによれば「男も悪いけど、姫井の別れ方も悪い」んだそうです。男でも女でも、とにかく相手を振る時はプライドを傷つけないように十分配慮しなければ、どんなしっぺ返しをされるかわからないんだとか。付き合い方より別れ方の方が難しい、というのは昔からMっちゃんの持論で、今回の姫井の失敗は男と付き合ったことではなく、男との別れ方にあったというのがMっちゃんの見解です。

 Mっちゃん曰く「俺に聞いてくれれば、恨まれない上手な別れ方を姫井に教えてやったのに」だそうです。姫井議員、もしこれを読んだらご連絡ください。次の恋愛の時にはMっちゃんをご紹介しますから、男に恨まれない上手な別れ方をぜひ教えてもらうことをお薦めします。