幹事クリタのコーカイ日誌2007

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8月5日 ● 金を使わせるほど好きになる。

 昨日テニスの後にメンバー6人(男3女3)でお茶を飲んでいた時のこと。女性3人のうち2人はあまり女性にお金を使わないような男と付き合ってきたという話になりました。デートは割り勘が多いし、プレゼントもしょぼいと。

 「だってそんなにお金を使わせたら嫌われそうじゃないですか」と言うので、「そんなことじゃセレブ婚は無理だね〜」という話をしていたら、残る1人の女性が「男はね、お金を女に使うほど好きになるんだよ」と、なかなか含蓄のあることを言いました。

 どういうことかと言うと、男はお金をかけた女にほど執着して、どんどんのめりこんでくる、それはこれだけお金をかけた以上、元をとるまではもったいなくておいそれと手放せないと思うから。さらにお金がかかっている分だけ良い女に思えてきて、結局お金のかかる女ほど男は好きになる、ということです。いやぁ、実にわかっていらっしゃる。その通りです。

 もし同じ程度に好きな女性が2人いて、片方はいつも2人で5000円くらいの安い居酒屋でデートしてしかも割り勘、プレゼントなんて誕生日とクリスマスに1万円程度、もう1人はいつも2人で3万円くらいかかる高級なイタリアンや中華をご馳走して、毎回デートのたびに何かプレゼント、さらに誕生日には10万円以上するバッグやアクセサリーを贈っていたとしたら、どちらの女性に男が執着するかは自明です。

 その上、安上がりの女は人が良いのですぐにセックスもさせちゃって、高めの女はいつまでももったいぶってそういう関係にならないから、ますます男は蟻地獄に引きずりこまれてしまいます。かくしてコストパフォーマンスの悪い性悪女に男はのめりこむのです。女性の目から見たら不思議でしょうが、そういうものです。

 ただそういう理屈はわかっても、じゃあ実際に男にお金を使わせつつ、もったいぶって引っ張り続けるのはやはり女性側に相当のテクニックが必要です。「生かさず殺さず」のつもりで、上手にコントロールしないと、男はあっさり諦めてもっと手軽な女に乗り換えていってしまいますからね。逆にお手軽安め女は難しいことは必要ありません。ただただ「良い奴」を演じていれば良いのですから誰にでもできます。ただ問題は、安上がり女に近づいてくる男はケチで安い男ばかりだということです。

 やはり女としての上級クラスを極めたいのなら、高めの「いい女」として、高めストライクの男と付き合うに限ります。高めの男の何が良いかというと、お金を使ってくれるというだけではなく、趣味やセンスが良かったり、知的レベルが高かったり、役に立つ人脈を持っていたりするから。それらはきっと美味しい料理や高価なプレゼント以上に女性にとってプラスになる部分が大きいのです。まあそういう高め男を捕まえるのは簡単ではありませんが、一度高め男を掴んだら、絶対に離さない気概と、お金を使わせるテクニックは不可欠です。