幹事クリタのコーカイ日誌2006

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8月8日 ● 異性からのプレゼントを処分。

 引っ越しを間近に控えて片付けをしなければならないのですが、一切手がついていません。このままでは引っ越しができないのではないかと強い危惧を抱いています。それ以外のことは本当に着々と順調に進んでいるのですが、家の片付けだけは大ピンチです。

 ところで片付ける時にいつも困るのが「思い出の品」。特に異性からプレゼントされたものです。世の中には付き合っている相手が変わったら、前の人から貰ったものも全て処分する(させられる)という人もいるようですが、僕はモノには罪がないのでそれはちょっともったいないのではないかと思います。

 もちろん、前に付き合っていた人から貰ったモノを、今付き合っている人の前で堂々と使うのは、時と場合によっては控えた方がいいこともあるでしょうが、それも相手がそういう「曰く付き」だとわかっていないのなら別に構わないだろうと思います。浮気はバレなければなかったのと同じという論理の発展形です。

 僕が処分に迷うのはもう使えなくなったもの。例えば財布。新しい財布をプレゼントされたら、古い財布はもう使いません。しかもすっかりボロボロになってしまっていたら、それはほぼゴミです。ただその財布が大好きだった相手が熱心に選んで贈ってくれたものだったら、僕にはやはり捨てられません。

 壊れたキーホルダーとか、ヨレヨレになったネクタイとか、シミがついて落ちないシャツとか。もう使わないし使えない思い出の品を処分するのが本当に迷うのです。最終的にはプレゼントしてくれた相手への思い入れの強さが、ゴミになるかどうかの分かれ道なんですけどね。

 でも女性はこういう時はあっさり吹っ切れるらしいですね。男の方がいつまでも思い出にこだわるそうです。きっと僕がプレゼントしてきたあれもこれも捨てられてしまっているんだろうなぁと、ちょっと寂しい気持ちになります。

 そうそう、ゴミではないけど趣味でもないプレゼントも迷います。新品同様なのに捨てるには忍びないし、だからと言って決して使うことはないだろうし。相手に思い入れがあまりない場合はフリマ行きというのが妥当なところでしょうか。


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