幹事クリタのコーカイ日誌2006

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6月24日 ● セパ交流戦を2期制にしては?

 日本が負けてW杯も終わったなぁ、と多くのにわかサッカーファンが感じている昨日から、プロ野球の交流戦が終わり、また通常のリーグ戦が再開しました。これからはもうシーズン末までペナントをリーグ内で争うことになるわけです。

 セパ交流戦は基本的には成功していると思います。やはりたった6球団でいつもと変わらない顔ぶれで順繰りに対戦しているよりも、日頃は対戦しないチーム同士の戦いはファンにとって面白いものです。2年連続で交流戦王者に輝いた千葉ロッテの選手たちは随分とメジャーな存在になりました。

 ただ全てが成功かと言うと、僕はいくつか問題点も感じました。ひとつは去年なら中日、今年なら巨人のように、交流戦でボロボロに負けてすっかり調子を崩してしまうチームが出てくること。日頃のデータがない交流戦では勢いの差がより大きく結果に現れます。故障者などが出てひとたび不調に陥ると立て直しがなかなかできないのです。その結果、たった36試合ながら、ペナントレースに与える影響はそれ以上になってしまい、結果として興趣をそぐことになりかねません。

 もうひとつの欠点は飽きること。なにせ2ヶ月近くにわたる長丁場のため、最初は新鮮で面白いと思ってみていても、いつの間にか「まだ交流戦やってるの?」と感じ方が変わってしまいます。そして交流戦が終わった6月末からはずっと同一リーグ内での対戦ですから、これでまた飽きてしまいます。

 そこで、この2つのデメリットを解決するために、僕は交流戦の2期制を導入してはどうかと考えています。今でも前半ひと周りとホームビジターを入れ替える後半ひと周りに分かれてはいますが、これを時期もわけて間に同一リーグの試合を挟むことにするのです。

 そうすれば「飽きる」こともないし、交流戦で大きく順位を落としてしまうチームも、一度厭な流れを断ち切って、チームを立て直す時間ができることでしょう。時期としては4月後半からGWを挟んだ3週間を第1ピリオド、そして6月末からオールスター戦までの3週間を第2ピリオドとして、その間に約6週間ほど間を空けて同一リーグ戦を行うのです。

 セパ入り乱れての戦いからそのままオールスターに突入することで、オールスターでのパ・リーグへの注目も高いはずですし、オールスター明けからは、さすがにペナントレース争いも佳境に入ってくるので、やはり優勝を争っているチーム同士の直接対決をした方が緊迫感も盛り上がるでしょう。それに日本シリーズまで間を空けた方がシリーズの特別感もありますし。

 GW前後と夏休み前の2つの時期に交流戦を分離することで、これだけのメリットが生まれます。しかもデメリットは特にありません。ダラダラと続けるよりも短く分割していく方が何かと現代的だと思いますしね。


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