テニスサークルの合宿で小海に行ってきました。と言っても泊まったのは松原湖高原の方ですが、標高1450mの宿は本当に涼しく、ちょっと雨模様だったのは残念ですが、高原気分は満喫できました。さらに観光は野辺山から清里へと移動したので、まさに小海線沿線の旅というか、八ヶ岳東麓をずっと巡ってきました。

　清里にはもう何回行ったことでしょう。かつてはメルヘンチックな人気観光地だったのに、いつの間にかそのファンシーさが恥ずかしいものになってしまい、「ダサイ」観光地へと一気に転落してしまいました。しかし、駅周辺の未だに残るメルヘン建築物はともかく、清泉寮をはじめとする高原観光は相変わらず気持ちが良くて、特にソフトクリームの味は相変わらず抜群でした。

　ただ昔に比べてやはり人気がないのでしょう。この時期の土日だというのに、それほど人出が多いわけでもなく道も混んでいませんでした。もちろん空いている方が観光客としては楽でいいのですが、地元にとっては死活問題でしょう。施設を維持するにも金がかかりますから、その維持費すら捻出できていないんだろうな、と思われる施設がたくさんありました。

　東京から近く交通も観光施設のインフラも整備されている小海線沿線は、人気が落ちているだけにいま穴場スポットなのかも知れません。