幹事クリタのコーカイ日誌2006

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5月25日 ● タイゾーの盗作騒ぎ。

 今さら取り上げるのもバカバカしいのですが、バカで名を売る世にも珍しい国会議員杉村太蔵先生がまたまたやらかしてくれました。今度はブログでの盗作騒ぎです。詳細についてはいろいろなところで報道されているようなので省きますが、流行のブログに手を出して、すぐに書くネタに詰まってしまい、手近なところにあった本からエピソードを頂戴して書いてしまった、ということでしょう。

 太蔵センセイの言い訳がまたバカ丸出しで、そのまま引用すると「ブログの内容は、私自身の実体験に基づいて書いたものですが、吉野先生の本を読んでいた影響もあり、結果として内容があまりに似るものとなったことは事実であり、この点に関しては、率直に申し訳なく思っております。」だそうですが、なんで本を「読んでいた」なら似ないように書こうとしなかったのかがわかりません。普通は「読んでいなかった」から「結果として」似てしまうんでしょ?明らかに論理が矛盾しています。バカだからわからないのでしょうけど。

 恐らくこんな突っ込みは僕だけではなく多くの人が思いつくことでしょうし、こういう誰でも同じように考えることならそれはパクリではありません。ジーコ監督は「タマーダ、マキ」の順番ではなく「オオグロ、マキ」と発表してくれたのなら面白かったのに、というジョークを僕はすでに2度聞きましたし、どこかのブログでも読みました。だから自分でもあの時思い浮かんだけれどもここではネタにはしませんでしたが、こんなこともパクリだとは思いません。でもタイゾーセンセイの話は設定から落ちまで一緒ですから明らかに盗作です。大雪山で死のうとしたという「実体験」すら疑わしくなってきます。

 しかしまあこんなことは実は世の中にゴマンとある話で、本からのパクリはもちろん、人のサイトやブログのネタをそのまま頂戴しているところがいくらでもあります。素人が書くブログなんてそんなものだと割り切って読んだ方がお互いのためです。

 ただタイゾーくんの場合は、たまたま国会議員であったがためにバレちゃって大事になったというだけ。今さら彼が議員として不適格ではないかとか言い出しても、そんなことは当選直後からわかっていたことだし、そんな人間を候補者に入れた自民党がバカなのだし、そんな自民党をあそこまで大勝させた国民がバカなのですから、諦めてタイゾーに議員歳費を払い続けるしかありません。

 まあ救いと言えば、日本ではタイゾーは所詮ピエロで、こうして国民に一種のお笑いを届けてくれるだけで、本来の政治にはほとんど影響力がゼロなことです。これがアメリカなんぞはタイゾーと同じような人間をトップに据えてしまっていますからね。その言動と無能さで国内を混乱に陥れ、世界中から嫌われる国アメリカとして着々と成果を挙げています。国益を損なう大統領が君臨しているのですからこれは困ります。もっとも日本のトップはその「アメリカのタイゾー」の飼い犬のようですから、やっぱり救いはないのかも知れませんが。


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