幹事クリタのコーカイ日誌2006

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4月22日 ● カラダがついていかない。

 僕はテニス好きなだけではなくテニス雑誌好きでもあります。日本は世界に冠たるテニス雑誌王国で、月刊誌が5誌も発行されています。そのうち常に毎月3〜4誌を買って愛読しているのですから、テニス雑誌「おたく」に近いかも知れません。

 テニス雑誌の内容というのは、大きくわけてテニス界のニュースと技術解説です。フェデラーがどうしたシャラポワがどうしたということと、サービスやバックハンドをどうしたら上手に打てるようになるか、ということを十年一日のごとく繰り返し載せているわけです。

 見るスポーツとしてのテニスと、やるスポーツとしてのテニスの両方を追いかけているわけで、そのあたりが野球やサッカーの専門誌とは違います。これらの人気スポーツはほとんど「見る」専門ですからね。

 で、いつも読んでいる技術解説なのですが、実は読んでいる割にはあまり役には立っていません。テニスの技術というのはなかなか難しいもので、ただ雑誌を読んだだけですぐにできるほど甘いものではなく、繰り返し練習することでようやく見につくものです。戦略・戦術的な解説ならまだしも、純粋な技術解説はむしろコーチングのために読んでいるようなものです。

 とは言え、時々「おっ」と思うようなヒントがあることもあって、先日読んだサービスの解説は、そのまますぐに真似をしたらうまくいきました。それは今年復活したヒンギスのサービスの改良点を解説してあったのですが、そのまま真似してやってみたら、思ったよりもサービスの安定感と威力が増したのです。

 これならもっと練習して身につければサービス力はぐっとアップ!とほくそえんだのですが、翌朝起きたら腰痛になっていました。多分腰のひねりを以前より使って打つようにしたことで威力を増した反面、慣れないことをしてカラダが悲鳴を上げてしまったようです。

 長年慣れ親しんだ打ち方を変えるということは、それに伴った新しい負担をカラダに強いるということでもあります。フォームを変えるのならフィジカルも一緒に鍛えないと故障するだけだと実感して、ちょっとこれからどうしようか悩んでいます。


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