秋に引っ越す新しいマンションはいま着々と建設中。なにせ隣なので毎日状況がよくわかります。ところでまだ建設中なので、いろいろと設備的に欲しいものをあらかじめつけてくれるように頼んでありました。

　まず作りつけの本棚。天井までの高さがある壁一面の本棚に我が家のあふれかえっているマンガを収納したいのです。もちろん壁一面程度ではとても全部は収まりきりませんが、とりあえずどこかにマンガは収納しなくてはいけないので。リビングには扉付の本棚が欲しいなと思っています。

　次にベランダの物干し。ベランダは南側と東側の２箇所あり、リビングに面した南側にだけ物干しがありますが、できたら東側にも同じものが欲しいと考えています。お客さんが来た時にリビングから洗濯物が丸見えというのはカッコ悪いので。

　さらにテレビのコンセントをダイニングにもつけて欲しいと思っています。ダイニングで食事しながら、もしくはキッチンで料理をしながらでもテレビが見られるようにということです。

　ところがこれらの見積もりを取ったらどれも思っていたよりも高い見積もりが出てきました。物干しは３万円、テレビコンセントは４万５千円、そして本棚は材質によっても変わってくるらしいのですが、おおよそ８０万円。

　びっくりです。そんなに高いものなんでしょうか？原価なんて知れていると思います。大して難しいものでもないですし、コンセントひとつ余分につけるくらい全然大したことではないような気がするのですが、工事費が高いのでしょうか？

　売れていないマンションを買うのにサービスさせるということなら良かったのですが、なにせすでに契約を済ませてしまった物件ですから、今さら値切っても応じてくれるはずもありません。今のマンションを買った２０年前には、モデルルームになっていたので、照明とカーテンと収納ボックスを全部サービスでつけさせたのに、今回はそういうサービスも何もなし。

　高価な買い物をする時こそ粘って値切ったりサービスをさせたりするのが楽しいのに、生涯最大の買い物をした時にこれではちょっと悔しいです。