幹事クリタのコーカイ日誌2006

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1月22日 ● 肉離れな日々。

 日曜日にやってしまった肉離れから一週間。本当に不自由な一週間でした。ずっと松葉杖を突いて歩いていると、足以外の普段使っていない筋肉も使うのでかなり疲れます。数10メートル歩くのがやっとなのでランチひとつ食べに行くのも不便ですし、そもそもトイレに行くことすら億劫でぎりぎりまで我慢してしまうので、いつも危ない思いをしています。「漏れそう!」と思っても走ることもできませんからスリル満点です。

 松葉杖を突いていると会う人ごとに「どうしたの?」と聞かれるのも面倒です。「肉離れ、テニスで」と答えるのですが、あんまり同じことばかり言っているのも退屈なので、ついつい冗談で適当なことを話してしまって、でもそのままにしておくのも何だかなと思い直して結局「肉離れ、テニスで」と言い直すからかえって二度手間です。

 片足が不自由だと階段は本当に大変です。上るのはしんどいし、下るのはかなり怖い。エレベーターやエスカレーターのないところには行きたくなくなるし、少々の階段でも避けてしまいます。世の中意外にまだまだバリアフリーになっていないことも、こうして怪我をしてみて初めて気づきますね。

 足はテーピングでがっちりと固められていますが、ギプスされているわけではないのでまだ楽です。ただテープのところがどうしても痒くなりがちで、時々はがしてはタオルで拭いています。真夏ならすぐに汗をかいてかぶれそうですが、真冬で助かりました。もっとも寒いからこそこんな怪我しているんですけどね。

 金曜日に医者に「もう足着いてもいいよ」と言われたので、松葉杖の代わりにステッキにしてみました。介護用品のショップで聞いたら、レンタルではないというのでホームセンターに買いに行ったら、種類がいくつもあります。アルミ製のものは安いのですが、突くたびに「カチャカチャ」と音がするので、少々値が張っても高級な木製のものにしてみました。

 でもステッキを突いて歩いていると、急に老人になってしまった気分がしますね。人間、カタチから入って気持ちも左右されるものです。どうせ杖を突くなら水戸黄門みたいなやつが欲しいです。そうしたら「ふぉっふぉっふぉっ」と笑いたくなるかも。いずれにしてもまだしばらくは「にわか高齢者」です。早くテニスしたいものです。


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