幹事クリタのコーカイ日誌2005

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7月25日 ● 朝青龍に日本人は勝てないのか。

 大相撲名古屋場所は朝青龍の5連覇で幕を閉じました。もちろん場所前から朝青龍に敵はなく優勝は予想通りの結果なのですが、意外だったのは2敗「も」したこと。負けても魁皇か栃東に1つくらいか、と思っていましたが、なんと琴欧州と黒海に土をつけられたのです。金星を朝青龍が配給するなんて本当に珍しいことです。

 もっともこの2敗もどちらも紙一重ではありました。琴欧州戦は琴欧州の方が手をついてしまったのですが、朝青龍の髷が先に土に触れたという微妙な判定。確かに朝青龍の負けではありますが、あそこで手をつくか頭から落ちるかと言えば、もちろん頭から落ちた朝青龍の方が「正しい」相撲です。

 黒海戦はもっと微妙でした。相撲内容は明らかに朝青龍の勝ち。押された黒海が土俵を割る前に朝青龍の体が落ちたということですが、ビデオで見ても同体というところでしょう。朝青龍自身も「相手が土俵を割ったのを確認してから落ちた」と言っていますし。

 圧倒的な朝青龍の強さを止められる力士はいるのでしょうか?本来横綱に立ちふさがるべきは大関の役割なのですが、今の大関陣にはそんな力はとてもありません。期待はむしろ今場所朝青龍を倒した琴欧州、黒海を始め、白鵬、安馬など外国人力士ばかりです。このままではいよいよイギリス人が優勝できないウィンブルドンと同じように日本人が優勝できない大相撲になってしまうかも知れません。


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