幹事クリタのコーカイ日誌2005

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5月6日 ● 独走・中日の死角。

 名古屋が元気な今年、それを象徴するかのように中日ドラゴンズがセ・リーグを独走しています。貯金11で2位阪神とのゲーム差は早くも5。開幕前にライバルと目されていた巨人が借金9で最下位に喘いでいるのと好対照です。

 昨年のチャンピオンチームが開幕から突っ走れば普通はもう「連覇確率」は相当に高いと思って良いでしょう。もし巨人が同じ立場にあったら、世の中のマスコミは嬉しくて大騒ぎです。残念ながら中日はスポーツマスコミの間ではかなり冷たくあしらわれているので、これだけ強くても全く主役として取り上げられてはいませんが。

 中日の強さの原因は落合監督の采配と噛み合っている投打のバランスの良さにあります。そうじゃなければ戦力的に図抜けている訳ではないのにこの独走状態の説明がつきません。逆に巨人の最下位独走も中日とネガポジの関係にあるわけで、巨大戦力がありながら、監督の采配ミスとバラバラな選手たちの「噛み合わせの悪さ」のせいで成績がついてこないのだと思います。

 中日に死角があるとしたら、昨日の試合で四番ウッズがヤクルト藤井に右ストレートを一発見舞って退場処分になったこと。中日はレギュラー陣は理想的とも言えるキレイな役割分担を果たしているプロですが、レギュラーと控えの差が大きく層の薄さは否めません。万一、四番ウッズが抜けた挙げ句に、もう2〜3人故障などでレギュラー陣を欠くと、さすがの中日も安閑とはしていられないことでしょう。


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